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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻10号

1959年10月発行

臨床実験

流行性角結膜炎に於ける角膜点状溷濁の運命について

著者: 杉浦清治1 涌井嘉一1 横山烋子1 江口甲一郎1 近藤有文1 小池和夫1 小関茂之1 多田桂一1 太田道一1

所属機関: 1東大分院眼科

ページ範囲:P.1347 - P.1350

文献概要

 流行性角結膜炎(以下EKCと略す)に於ける角膜点状溷濁の予後は臨床上重要な問題であるが,長期間の観察例を得ることが難しく系統的にこれを扱つた報告は必らずしも多くはない。角膜点状溷濁の予後は,流行による起炎virusの毒力,患者の内的環境医療人種等によつて差が出てくるものと思われる。ここには1953より1958の間に東大分院眼科に於いて診療し角膜点状溷濁を発生したEKCのうち自然に近い経過を観察し得た141例202眼の成績について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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