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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻10号

1959年10月発行

文献概要

臨床実験

プレドニンとメドロールの抗炎症作用の比較

著者: 高尾泰孝1 丸山伊勢雄1 新妻幸男1 関口邦夫1

所属機関: 1東北大学眼科

ページ範囲:P.1351 - P.1355

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I.緒言
 1949年Hench及びKendall等により,リウマチ性疾患に対するコーチゾンの驚異的な効果が発表せられて以来,眼科領域に於いても各種疾患に対するその応用は目ざましいものがある。然も近年,副腎皮質ホルモンの改良研究は日進月歩,次々と新ステロイドの合成が行われ,Hydroco-rtisone (以下H.)次いでPrednisone,Pre-dnisolone (以下P.)が現在旺んに使用せられるまでに到つた。
 Prednisoloneは1954年Herzog等により合成せられ,糖質効果,抗炎症作用はH.の約4倍に増強されており,而もその塩類作用は却つて少いことが判明している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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