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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻11号

1959年11月発行

文献概要

臨床実験

アイソトープによる眼循環の研究(その2)

著者: 植村恭夫1 橋本省三2

所属機関: 1慶大眼科学教室 2慶大放射線科教室

ページ範囲:P.1435 - P.1438

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緒言
 著者等は前報に於て述べた如く,アイソトープによる眼循環血液量の測定及び,眼圧力脈波(角膜脈波)の描写という2つの研究方法により網膜,脈絡膜循環に関する研究を行うことを企図し,前報に於てはアイソトープによる眼循環測定方法に就て詳述し,実験結果の一部を報告した。著者の1人植村は,従来より各種麻酔剤の網膜中心動脈血圧及び角膜脈波に及ぼす影響に就て研究し,其の成績を日眼誌上に於て発表した。著者等は前報に於て,強化麻酔の主剤であるクロルプロマジン,又,静脈麻酔剤として今日広く使用されているラボナールの眼循環に於ぼす影響に就て検討したので,今回は,エーテル吸入麻酔の際の影響に就て実験を行い,此等の実験結果より麻酔下の眼循環に関する問題に就て些か論じてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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