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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻2号

1959年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

流行性角結膜炎に於ける結膜上皮細胞の変化について—Adenovirus 8型感染細胞との比較研究

著者: 杉浦清治1 瀬川雄三1 中泉行史1 太田道一1 涌井嘉市1 草野信男2

所属機関: 1東大分院眼科 2東大伝研病理

ページ範囲:P.304 - P.309

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 流行性角結膜炎(以下EKCと略す)の結膜上皮細胞の変化については,すでにいくつかの報告があるが,何れもVirusの侵襲による直接変化と間接変化とを区別していないために,本すじの変化があいまいにされている状態である。
 最近Adenovirus 8型がEKCの病原体であることが略々確実となつたが,本Virus感染細胞の変化については1,2の簡単な記載が1)2)あるのみで詳細なる報告がない。又EKCの結膜上皮細胞の変化を,新しいVirus学的知識を以て整理した報告も見当らない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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