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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻2号

1959年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

片眼の網膜神経膠腫摘出後に広汎な播種性脳転移を起し他眼失明した剖検例

著者: 坂井京1 菅沢竜二2 小林章男2 向井章2 五藤宏2

所属機関: 1新三菱神戸病院 2神戸医大眼科

ページ範囲:P.425 - P.429

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 網膜神経膠腫が網膜より発し他の器官へ転移発展し,遂に不幸な転機をとることはしばしば遭遇することである。
 我が国の剖検例,疋田1),難波2),井上3),三宅4),小柳5),野村6),牧内7),北野8),の各例を見ると,各例により眼球摘出の時期,細胞の性質はまちまちである故か,脳内転移の所見は一定しておらず,転移の方法も一定ではない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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