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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻2号

1959年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

腹壁癤より転移せる視神経膿瘍の剖検例

著者: 塚原伸司1

所属機関: 1札幌医科大学眼科教室

ページ範囲:P.429 - P.432

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 身体他部の化膿巣から転移して眼窩蜂窩織炎を来すことは稀ではなく,そのため失明又は死亡に至つた例も報告されている。私はこの度,腹壁癤から血行転移により最初に視神経内に膿瘍を形成し,眼窩蜂案織炎,全眼球炎及び眼窩膿瘍を次々に起し,遂に化膿性髄膜炎を来して死亡した症例を経験したのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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