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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻2号

1959年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

冷凍保存角膜による角膜移植について

著者: 竹内光彦1

所属機関: 1国立札幌病院眼科

ページ範囲:P.461 - P.468

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緒言
 1958年本邦に於ても角膜移植法が成立し,今後は移植角膜採取に法律的な見解が明白になつた。
 死体眼球を用いる同種角膜移植はFilatov1)(1929〜1932)が始めて成功を収め,本邦に於ては中村2)−7)(1940)による研究に於て,0°〜6℃で血清,リンゲル液,生食水に保存して,特に血清内貯蔵が勝れて居り,又湿潤した空気中に貯えて5日間透明を保つた。同様の方法で北川8)は24時間以内のものが成績が良く,Patton9)は72時間以内は使用出来ると云つており,又Holtt10)は48時間より古いものは用いるべきでないと主張し,Stocker11)も24時間以内に用いねばならぬと述べて居る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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