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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻2号

1959年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

外傷性視神経萎縮の臨床的観察

著者: 高橋堅止1 入野田公穂1

所属機関: 1弘前大学医学部眼科教室

ページ範囲:P.495 - P.501

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緒言
 最近急速に発達してきた我国の工業,交通,スポーツ等における外傷は,理論的には文化の向上により減少すべき性質のものであるのに,実際はそれと遙かに懸離れ,逆に増加の一途を辿りつつある。眼科領域においても,斯かる外傷が,近時年汝増加の傾向を示し1),その最も代表的であり,しかも視力の予後が不良と思われる視神経の損傷に関しては,特に関心が注がれ,従来多くの報告がみられる2)3)4)。私共は近年来この外傷性視神経萎縮数例に遭遇し,聊か知見を得たので茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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