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特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演
二型手持眼底カメラによる写真示説
著者: 野寄達司1 馬場賢一1
所属機関: 1順天堂大学眼科
ページ範囲:P.549 - P.554
文献購入ページに移動緒言
野寄は先に,一型手持眼底カメラを製作発表した。このものはすでに,軽便な眼底カメラとして市販され,実用されている。
この度,我々は一型カメラを根本的に改良し,全く新しい光学系をもつて組立てられた二型手持眼底カメラを製作した。今その特長を要約すれば,このカメラはまず観察系を用いて被検眼の眼底を観察し,眼底に視標を投影して焦点を合わせる。次いで,フラツシユライトを足踏スイツチで発光させる事により,撮影を自動的に行うものである。このカメラには一型にまさる長所が多くあるが,その重なものをあげれば,すなわち,
野寄は先に,一型手持眼底カメラを製作発表した。このものはすでに,軽便な眼底カメラとして市販され,実用されている。
この度,我々は一型カメラを根本的に改良し,全く新しい光学系をもつて組立てられた二型手持眼底カメラを製作した。今その特長を要約すれば,このカメラはまず観察系を用いて被検眼の眼底を観察し,眼底に視標を投影して焦点を合わせる。次いで,フラツシユライトを足踏スイツチで発光させる事により,撮影を自動的に行うものである。このカメラには一型にまさる長所が多くあるが,その重なものをあげれば,すなわち,
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