文献詳細
臨床実験
文献概要
緒言
1955年King 1956年O'Rourke氏等は家兎眼に実験的葡萄膜炎をおこし,此れにプレドニソロンを使用した結果,コーチゾン,ハイドロコーチゾンの5倍の効果があり,且つ眼科的諸疾患の臨床的成績も極めて有効であつたと報告されてからは,本邦に於ても井上氏以来10数氏の臨床報告があるが,私等の教室でも種々の眼疾患に対して内服,或は点眼薬,軟膏剤として使用し,著効ある成績を納めつつあるが,今回は内服に就いての成績を報告し,御批判を仰ぐ次第である。
1955年King 1956年O'Rourke氏等は家兎眼に実験的葡萄膜炎をおこし,此れにプレドニソロンを使用した結果,コーチゾン,ハイドロコーチゾンの5倍の効果があり,且つ眼科的諸疾患の臨床的成績も極めて有効であつたと報告されてからは,本邦に於ても井上氏以来10数氏の臨床報告があるが,私等の教室でも種々の眼疾患に対して内服,或は点眼薬,軟膏剤として使用し,著効ある成績を納めつつあるが,今回は内服に就いての成績を報告し,御批判を仰ぐ次第である。
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