icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻3号

1959年03月発行

文献概要

臨床実験

コンドロンの2〜3の眼科的応用

著者: 藤山英寿1 藤岡敏彦1 篠原正俊1 吉田テイ1

所属機関: 1北大眼科

ページ範囲:P.671 - P.675

文献購入ページに移動
 コンドロイチン硫酸(以下コ硫酸と略す)がゼリヤ,セレブリン,コンドロン等の名で広く治療界に行き渡つて来たのは極く最近の事であつて,腎炎,ネフローゼ,神経痛,疲労の回復,肩凝等,各科領域に於ける応用が発表されているが,眼科領域での応用は,三井,坂梨両氏が老眼に対して用い,長期間にわたる連用で近点距離の短縮と,老眼鏡の度が軽減したという事を発表して居り又山田氏は家兎の角膜を腐蝕してコンドロン(以下コと略す)の結膜下注射を行い,対照に比し溷濁の出来方が少なかつたと報告している。
 我々は今回眼精疲労,硝子体溷濁,及びその他の眼疾患に用い,いささか興味ある結果を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら