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談話室
恩師鹿児島茂先生の思い出(其の8)—鹿児島先生の特徴に就いて
著者: 南熊太1
所属機関: 1久留米大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.685 - P.688
文献購入ページに移動○先生は,所謂口八丁,手八丁とか言う様な,積極的な活動家で,動的の方であられた。睡眠中以外は,一刻でもじつとしておられない方で,夜は,ねむくなるまで書いたり読んだりされていて,ねむくなつたら寝て,すぐに,ぐつすり熟睡し,夜中と雖も眼がさめれば,起き上つたりして原稿を書いたりされていた。一夜の中に2度も3度も起き上つて思い出した事をメモしたり,原稿を書いたりされると言う風であつたとの事である。
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