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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻6号

1959年06月発行

文献概要

日本トラホーム予防協会会誌

トラマコーマの社会的撲滅に関する研究(第Ⅲ部)—トラコーマに関する衛生学的調査研究(共の3)市町村収支決算額から見たトラコーマ罹患率について(第1報)

著者: 清水新一1 永田捷一2 中村亮2 永田峰子2 岡田勇2

所属機関: 1岐阜県立医科大学眼科学教室 2岐阜県立医科大学衛生学教室

ページ範囲:P.35 - P.42

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緒言
 今日の所,トラコーマは先ずビールスで起る疾患とされて居るから,トラコーマを予防撲滅するには,生体外では勿論の事,生体内でも此のビールスだけを壊滅する方法なり薬物なりが発見されるとか,種痘の様なワクチン,ジフテリアの様な抗血清の発見が最も望ましいのである。
 此の点からトラコーマ病原体の研究は極めて大切な事であり,緊急を要する事柄であるが,トラコーマ病原体が確定されなければ,又,其の研究が進まなければ,トラコーマの予防撲滅が出来ない訳ではない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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