文献詳細
臨床実験
文献概要
緒言
藤山教授が昭和29年にSuccus Cineraria Ma-ritima (以下S.C.M.と略す)点眼による外傷性白内障治療につき報告されてから興味を抱いていたが,当時S.C.M.の入手は困難であり,尚多少の疑問の点もあつた。その後昭和31年,32年と相次いで白内障の治療成績の報告に接し,又佐伯氏も昭和32年に1例効果を得たと報告している。私も各年齢層の5例に追試して見て興味ある結果を得たので報告する。
藤山教授が昭和29年にSuccus Cineraria Ma-ritima (以下S.C.M.と略す)点眼による外傷性白内障治療につき報告されてから興味を抱いていたが,当時S.C.M.の入手は困難であり,尚多少の疑問の点もあつた。その後昭和31年,32年と相次いで白内障の治療成績の報告に接し,又佐伯氏も昭和32年に1例効果を得たと報告している。私も各年齢層の5例に追試して見て興味ある結果を得たので報告する。
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