icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻6号

1959年06月発行

文献概要

臨床実験

クロロマイセチン点眼液の使用経験

著者: 天羽栄作1 佐藤静雄1

所属機関: 1慶大眼科

ページ範囲:P.960 - P.964

文献購入ページに移動
緒言
 Chloromycetin (C.M.)は従来の多くの臨床試験の結果,(1)抗菌範囲が広く各種感染症に用いられ,(2)高い血中濃度が得られ効果が迅速であり,(3)耐性菌の出現がほとんど見られず効果が確実であり,(4)副作用がほとんどないことが分り,現在各科領域において広く使用されている。眼科においても既に多数の使用経験の報告があるが,それらは概ね軟膏製剤であるのに反し今回はC.M.点眼液を使用する機会を得たので,その使用成績について簡単に報告する。
 C.M.点眼液の組成は次の通りである1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?