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文献概要
臨床実験
クロロマイセチン点眼液の使用経験
著者: 天羽栄作1 佐藤静雄1
所属機関: 1慶大眼科
ページ範囲:P.960 - P.964
文献購入ページに移動緒言
Chloromycetin (C.M.)は従来の多くの臨床試験の結果,(1)抗菌範囲が広く各種感染症に用いられ,(2)高い血中濃度が得られ効果が迅速であり,(3)耐性菌の出現がほとんど見られず効果が確実であり,(4)副作用がほとんどないことが分り,現在各科領域において広く使用されている。眼科においても既に多数の使用経験の報告があるが,それらは概ね軟膏製剤であるのに反し今回はC.M.点眼液を使用する機会を得たので,その使用成績について簡単に報告する。
C.M.点眼液の組成は次の通りである1)。
Chloromycetin (C.M.)は従来の多くの臨床試験の結果,(1)抗菌範囲が広く各種感染症に用いられ,(2)高い血中濃度が得られ効果が迅速であり,(3)耐性菌の出現がほとんど見られず効果が確実であり,(4)副作用がほとんどないことが分り,現在各科領域において広く使用されている。眼科においても既に多数の使用経験の報告があるが,それらは概ね軟膏製剤であるのに反し今回はC.M.点眼液を使用する機会を得たので,その使用成績について簡単に報告する。
C.M.点眼液の組成は次の通りである1)。
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