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臨床実験
アクロマイシン(塩酸テトラサイクリン)による油剤,軟膏,水液の結膜嚢内滞溜時間に関する研究
著者: 高山東洋12
所属機関: 1慶応義塾大学医学部眼科 2国立埼玉病院
ページ範囲:P.1032 - P.1038
文献購入ページに移動当院に於ても,患者の自宅点眼に軟膏使用の不便を感じて居たので,注射用椿油に,アルミニユーム・モノステアレートを2%の割合いに混じ13)15),110〜120℃に加熱冷却後,カプセル入りアクロマイシン(塩酸テトラサイクリン)を1%力価相当に入れた揺動性膠質を調製したので,結膜嚢内滞溜濃度の時間的消長を,濾紙法により測定した。同時に1%力価相当アクロマイシン水液,同白色ワゼリンとの比較を試みた。
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