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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻9号

1959年09月発行

文献概要

綜説

細隙灯検査法(その1)

著者: 大橋孝平1

所属機関: 1慈恵医大

ページ範囲:P.1193 - P.1200

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I.細隙灯顕微鏡の種類
 細隙灯検査法は細隙灯による特殊の光を当てて,これを生体顕微鏡で立体観察するのであり正確には細隙灯生体顕微鏡法Slitlamp Biomicro-scoplaと云われる。
 細隙灯検査は眼科臨床に際して,現在では最早必須の重要検査法の1であつて,視力検査,眼底検査と共に日常欠く事の出来ない基礎的検査であることは己に常識となつている。しかし,本法の実際手技に就いては従来余り系統的の記載がなく,近年細隙灯の種類もかなり多くなつているので,その取捨選択にも迷うほどであるので,少しくその使用法,所見の読み等に就いて簡単に系統的解説をすることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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