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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻10号

1960年10月発行

文献概要

臨床実験

流行性角結膜炎の再発に就いて/蜂窠状黄斑に就いて—特に特発性壮年性黄斑部変性症について

著者: 盧慈愛1

所属機関: 1台湾呉基福眼科研究所

ページ範囲:P.1551 - P.1560

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 流行性角結膜炎の再発に関しては"原則として再発しない""although the disease may lostfor a long time with remission and relape,as a rule it tends heal without recurrence"(M.L.Berliner, 1943)又は"比較的高度の免疫を附与される"(Braley, 1945),又は"再発は稀であるが,再発しても極めて軽度である"(M.Amsler 1948)等色々の見解がある。実際臨床家は極めて多数の本症例を治療するが再発例に遭遇することは極めて稀である。しかし茲数年来Cor-tisoneが本疾患の治療に使用されて以来確かに本疾患の再発と思われる症例を度々経験するので其の典型的と思われる症例を報告し其の臨床症状を検討して見たいと思います。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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