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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻11号

1960年11月発行

文献概要

特集 故佐藤勉教授追悼号 屈折

水晶体屈折率の部位分布に就いて

著者: 中島章1 平野東1 斉藤幸市1

所属機関: 1順天堂大学眼科

ページ範囲:P.1666 - P.1669

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1.緒言
 水晶体の屈折率の測定に関して著者の一人斎藤は「日眼会誌」64巻7号に於て発表した。その中で水晶体屈折率の部位的変化を追求する方法としてシュリーレン法を発表した。
 シュリーレン法とは,光の屈折を利用して屈折率の違いを見出す方法で,光学的に不均質,即ち屈折率が部分的に変る光透明体の不均質部の分布状態を観察する方法としてシュリーレン法は非常に有効な方法である。本実験に於て水晶体内部の屈折率の部位的変化の測定にこのシュリーレン法を応用した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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