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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻12号

1960年12月発行

文献概要

臨床実験

眼真菌症に対するナイスタチンの局所使用経験例

著者: 日開啓司1 小西勝元1 西村昭1

所属機関: 1徳大医学部眼科

ページ範囲:P.2047 - P.2051

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 1879年Leberは糸状菌の感染によつて起つた前房蓄膿性角膜潰瘍の1例を報告した。その後約80年間に幾多の眼科領域における真菌感染症の報告がある。その主なものは重篤な症状を呈した角膜真菌症である。併しこの他に症状が軽微なために見逃がされている眼瞼及び結膜の真菌症も可成り多数ある。
 現在の眼科領域における真菌感染症を概観してみると次の2つの特徴が見られる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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