1.緒言
未熟児の眼症状に就いては,本邦ではあまり記載がないが,未熟児対策の進歩した欧米では幾つかの報告がある。就中,後水晶体線維増殖症(以後R.L.F.と記す)に就いては数多くの研究がある。本症は1942年Terry1)によつて見出され,第二次世界大戦後,一時は本症が多くの未熟児の失明を起す原因として各国で盛に研究がなされた。その結果未熟児に用いる酸素の使用量にその原因がある事が解明され,以後欧米ではその発生が著しく減少したと伝えられて居る。
我が国に於いても水川教授等の実験的研究2)吉岡氏3)等の組織学的検索,その他いくつかの研究がなされて居るが,日本の未熟児対策が遅れて居た為,欧米諸国で問題となった程,本邦にR.L.F.が発生しなかつたのではないかと思われる。私達は最近東京都の未熟児センターである世田谷乳児院に於て保育された未熟児約200名の検診を行い,7名のR.L.F.を発見した。これらは何れも出生時体重1380g以下のもので,酸素を多量且つ長期間にわたつて用いたもののみから発生して居る。我が国でも最近ようやく未熟児対策が軌道にのり,各地で未熟児の看護が行われる様になった。しかし,必ずしもこれらは欧米での苦い経験を充分に取り入れてR.L.F.に注意を払いながら行われて居るとはいえない様に見受けられる。
雑誌目次
臨床眼科14巻2号
1960年02月発行
雑誌目次
特集 第13回臨床眼科学会号
グラフ
第13回臨床眼科学会
ページ範囲:P.165 - P.165
一般講演
未熟児の眼症状について
著者: 中島章 , 高山(依田)迪子 , 天野清範 , 吉本光久 , 斉藤幸市 , 大坪佑二 , 小原正樹 , 村松たつ , 女川栄光
ページ範囲:P.167 - P.172
首をねじり横目でないとものを注視出来ない症例
著者: 稻富房子
ページ範囲:P.172 - P.176
Cogan1)は核上障碍による眼球共同運動麻痺の中,随意運動のみが障碍されている例を区別し,先天性の4症例をあげて先天性眼球運動失行症Congenital ocular motor apraxiaと呼んだ。本症と思われる2例を経験したので追加報告する。
一過性片側性涙液分泌減少の1例
著者: 保坂明郎
ページ範囲:P.176 - P.178
最近私は,特発性の片側性涙液分泌減少の1例を経験したが,このような例は私が調査した範囲では文献に記載がないので,諸先輩の御教示を得たいと存じ報告する次第である。
Wilson氏病について
著者: 高橋雄児 , 村田博 , 黒坂寿子 , 山口寅子
ページ範囲:P.179 - P.183
Wilson氏病は,C.Westphalが1883年初めて独立疾患として記載し,Wilsonが1912年,進行性レンズ状核変性症と名付けて発表以来,本邦でも,田野の詳細なる剖見例を始めとして数十例を見るが,我々も,ここ4年間に既に教室の阿部が報告した1例を含め5例のWilson氏病を経験したので,ここに報告する。
皮膚粘膜移行部症候群と眼疾—その2 近視
著者: 小倉重成
ページ範囲:P.183 - P.189
近視の成因については種々論じられているし又治療法も数少くはない。皮膚粘膜移行部症候群(以下皮粘移群と略記)1),を対象として食餌指導を主とした治療を行うとたまたま共存する近視が好転する事に気づいた。そこで今度は近視を中心として検索を進めると,近視には相当高率に皮粘移群を伴い,両者の好転乃至は治癒が平行する事が分つた。ここに34年1月から10月迄の10カ月間にその経過を追求し得た118例の近視患者につき報告御叱正を乞う。
急性結膜炎の細菌学的研究(第1報)
著者: 天日一光
ページ範囲:P.189 - P.193
緒言
健康な或は病的結膜嚢内の細菌に就て,又日常我々が遭遇する感染性結膜炎に於て如何なる細菌が之に関与しているかは,現在迄に数多くの報告がある。然しながら近年,時代の推移と共に感染性結膜炎起炎菌の菌種並びに比率が変つて来た事も事実である。勿論時と所に依つて異る事は云う迄もない。嘗ては感染性結膜炎と云えば,コッホ・ウィークス氏桿菌(以下K.W菌と略称)が第一指に数えられたが現在では流行性角結膜炎が之に代り,淋菌性結膜炎の如きは著しく減じて来た。私はこの事実に就き少しく考察を試みるべく本実験を行い若干の知見を得たので報告する。
線維素の滲出と出血を伴う一種の気泡性結角膜炎について
著者: 小林千里 , 小林茂 , 鳥海しのふ
ページ範囲:P.193 - P.201
Ⅰ.緒言
最近我々は2年数カ月にわたつて殆んどあらゆる治療に抵抗し,今日に至る迄経過を観察している結角膜疾患の1例を経験したのでここに報告する。2年数カ月間の経過を精しく記述するとあまりに長くなるので,先ず概括的に主要症状と既往症について述べ,次に経過の大要を記すことにする。
患者は21歳の女子。初診31年7月16目。当時は右角膜中央部の鉄片異物であつたのでこれを除去し治癒した。然るにその後昭和32年2月11目,右眼眼球結膜に小さな火傷をうけ,この火傷部位は小潰瘍となり,その潰瘍は中々消失せず約2カ月後写真1にみると同様な病巣となつた。即ち結膜に出血と線維素の滲出を伴う限局性の結膜病巣を形成していた。その後角膜縁にそつてこれに近接する眼球結膜を移動しながら,病巣は慢性的な所見を呈して一進一退した。この患者に認められた結膜の病的所見としては出血,線維素滲出,結膜下気泡の形成,結膜の断裂,浅い結膜潰瘍,結膜下の小瘢痕であり,それ等の諸変化が出没している中に,昭和33年9月29日に至り角膜にも病変が波及した。角膜における変化としては上皮剥脱,角膜組織の断裂,角膜内気泡形成,穿孔及び混濁,角膜内出血等であつた。
フリッカー視野の臨床
著者: 中林正雄 , 真鍋礼三 , 尾辻孟
ページ範囲:P.201 - P.204
私達は先に当臨眼誌上において視野計測の進歩について考察し,さらに私達がGoldmann視野計を改良して得た投光式フリッカー視野計によつて光標を移動させる方法でフリッカー視野を容易に測定することに成功したことを発表した。その後装置,方法に改良を加え,生理的実験をかさね,また臨床的にも各種疾患に応用して見るべき成績をおさめたが,これについては著者の1人が眼紀誌上に発表した。
今回は更に,その後それらの諸疾患につき症例を追加し,新しく球後視神経炎,網膜剥離,半盲症,鬱血乳頭,廃用性弱視についても測定を行い,また強度の屈折異常の場合についても知見を得たので,これらについて述べる。
試作投影視野計について(第1報)
著者: 古城力
ページ範囲:P.204 - P.207
試作投影視野計に就て基礎実験を行つた結果臨床的に使用出来ることが認められ,その使用法は次の通りである。
1.視野計背景の輝きは32asp,以上がのぞましい。即ち出来るだけ明るい部屋で使用する。附属トランスの目盛は7に合せること。視標直径5,10mmを使用する場合には附属の減光用スモークフィルターを夫kl枚及2枚挿入すること。
2.人工照明のみの照度の低い部屋で測定する場合,例えば背景の輝き10asp.の場合には附属トランスの目盛を4に合せること。即ちトランスによつて適当に電圧Δ1/1を下げて適正を保つ様にしなければならない。
3.視標の移動速度は5°/sec位に手で加減すること。
高い網膜中心動脈血圧を測る為の新作バイヤール型オフサルモダイナモメーターの紹介
著者: 百瀨皓
ページ範囲:P.207 - P.209
網膜中心動脈血圧の測定は,各種高血圧症の臨床に於て益々重要性を増しつつある。
現在我国で広く一般的に用いられているオフサルモダイナモメーターは,1)バイヤール氏オフサルモダイナモメーター,2)慶大式オフサルモダイナモメーター,3)新大式装置,4)慶大式電気眼底血圧計,4)ミュラー氏ディナモメーター等がある。その内バイヤール氏オフサルモダイナモメーターは,簡便で我々のクリニックに於てのみならず,病室或は患家に於ても簡単に使用することが出来る。しかし乍らこのオフナルモダイナモメーターは,その作成された当初の目的が実験的使用を目的にした為であろうか,測定範囲がせまく,例えばバイヤール長谷部の基礎眼圧直線を用いた場合,基礎眼圧25mmHgでもって122mmHgまでの網膜中心動脈血圧が測定出来るのみで,ために高血圧症の臨床に於てはしばしば測定出来ない程高い血圧に接することをその短所としている。
春季カタルと緑内障の合併について
著者: 岩田和雄 , 森田之大 , 田中幹人
ページ範囲:P.211 - P.220
春季カタルも緑内障も日常ありふれた疾患であるが,両者の合併に就ては従来あまり注意されていない。
私共は最近春季カタルに合併した慢性炎性緑内障を相ついで3例経験し,その診療に当り2〜3感じたことがあるので以下にそれらの症例につき簡単に報告する。
緑内障患者に於ける脳波所見
著者: 土方文生 , 木村正
ページ範囲:P.220 - P.224
原発性緑内障の発生原因に関し,間脳或は更に上位の大脳皮質に於ける自働眼圧調節中枢の存在を考える事は,本症が単なる局所的加療によつてのみではその予後に万全を期し得ない現況からみても,最早否定すべき根拠が極めて薄い様に考えられる。
併乍ら,その中枢の如何なる状態が本症を発来するのであるかに就いては未だ完全な結論を得ていない様であるし,更にその中枢の変化を生体外部より取出すべき試みも,交感・副交感神経系統の検査以外には余り行われていない様に思われる。
各種眼疾患に対するDiamoxの効果
著者: 今泉亀撤 , 高橋喜久雄 , 遠山慎 , 高橋文郎 , 藤田宏
ページ範囲:P.225 - P.240
Ⅰ.緒言
Diamoxが緑内障患者の眼圧を降下せしめる作用を有することは,1954年Beckerによつて発見され,その後,Breinin and Görtz (1954),Grant and Trotter (1954),Kleinert (1954)等の臨床報告があり,我国に於ても数多くの発表がある。然しその眼圧降下機転に関しては未だ定説がなく,実験的並に臨床的に種々の研究が行われつつある。吾々は臨床的に各種眼疾患に試用して,緑内障のみならず他の二,三の眼疾患に対しても認むべき効果を確め得たので茲に報告する。
ネオシネジン点眼による近視の治療
著者: 土岐達雄
ページ範囲:P.248 - P.252
Ⅰ.緒言
薬物により所謂偽近視を治療せんとする試みは古くは1800年頃からWells, Dorders等によりアトロピン(以下アトと略)療法を以て始められ,その後ピロカルピン(以下ピロと略),カルピノール,エフェドリン,アルカリ溶液点眼液,ワゴスチグミン,ブスコパン,ロートポン,バンサイン等の点眼法,注射法としては,ワゴスチグミン,イミダリン,マイアノール,カルシウム剤,ビタミンB1等が又内服用としてはアトラキシン等が用いられているが一応の効果は認められて居るものの尚効果の永続性副作用等の点で一長一短あり,満足すべきものとはいいがたい。一方近視の罹患率は終戦後再び漸増の傾向を示して居り,之の治療又は予防法の確立は世界の近視国である日本にとつて一大関心事といわねばならない。
著者は1955年当初より本問題に多少とも足掛りを見出すべく本学外来患者,数百名に対し各種薬物を用い近視の治療を試み,約450例の観察例を得た結果,ネオシネジンが最も効果のある成績を得たので之を報告する。
世界に於ける2焦点コンタクトレンズの現況について
著者: 水谷豊
ページ範囲:P.252 - P.256
Ⅰ.緒言
著者は1958年に,2焦点コンタクトレンズ(以下コ.レ.と略す)に就て報告したが,今回の渡米を機会に,世界の2焦点コンタクトレンズの研究は,どの程度進歩しているか,その現況を知ろうとした。1959年8月シカゴに於て開催されたTheFirst World Contact Lens Congressに於ても,この問題は新しい分野として話題の中心となり,次の演題が見出される。
John De Carle : Further Developments of Bifocal Contact Lenses
老視用コンタクトレンズの研究—矩形コンタクトレンズ
著者: 秋山晃一郎
ページ範囲:P.256 - P.260
コンタクトレンズというものは眼鏡と比較して幾多の長所をもつてはいるが,しかしながら現在未だに解決されていない面も幾つか持つて居る。次のようなコンタクトレンズがもし作られたならば,さぞ便利であろうと思わぬ人は有るまい。
(1)老視用(読書用)コンタクトレンズ
鼻性視神経炎
著者: 由利嘉章 , 村井正明 , 駒井健
ページ範囲:P.260 - P.266
鼻性視神経炎乃至は鼻性球後視神経炎の診断に就いては従来甚だしい混乱があつた。例えば他に原因がなくCo'-Ad Tampon挿入で治つたもの,鼻科的手術で改善したものの如きを唯夫丈で診断が加えられた事が多かつた。一方球後視神経炎の原因として視神経の病変が脱髄性脳疾患の1分症として来つた場合,症状の寛解再発がその特徴であり以上の手術の如きは治癒と直接関係なく偶然性を考えねばならぬという理由の下に,鼻性視神経炎なる診断名それ自体に疑問をいだく学者があり強く批判されて来た。飜つて,今回我々は定型的な鼻性視神経炎とも云うべき1症例に遭遇しこれを臨床的に経過を追つて観察し,しかも鼻科的手術並びに開頭手術により得られた鼻腔内炎性病変並びに硬膜及び蜘網膜組織病変を明らかになし得たので,その病理学的考按を試みる。
視束管骨折の1手術例
著者: 平野潤三 , 岩田金治郎
ページ範囲:P.266 - P.271
緒言
頭部や顔面の打撲に際して視束が介達損傷を蒙ることは,吾々の日常屡々遭遇するところで,その報告例も甚だ多数に上る。今後交通の激化,建築・土木や諸工業の発達に伴つて,この種の事故が発生する機会は益々多くなると思われる。にも拘らず之に対して従来積極的な手段はあまり採られず,病変の実態すら確認されずに放置されることが多かつた。曽て桑原は1手術例を記載しその術式を視神経管開放術と命名してその普及を望んだが5)7)12),一方現在なお手術に対して消極的な見解21)も根強くて,今日まで手術例の報告は極めて少い。著者らはかねてから,それらの幾割かは手術によつて救い得るのではないかと考えていたが,幸い今回その1例に遭遇し,手術により視束管上壁の骨折を確認した上,一応の治効を収め得たので,茲にその症例を記載し,併せて手術の適応や方法に関して2,3の私見を述べる。大方の御批判を仰ぎ度い。
眼窩内循環に関する研究(第1報)—眼球加圧時における眼球反応度について
著者: 大神妙子
ページ範囲:P.271 - P.276
緒言
眼球が不随意的に前後方向へ運動を示すことが,1900年頃にDonders, Müller等によつて述べられている。Helfrich, Bellarminoff, Wes-sely, Tuyl等はこの問題について研究し,Bella-rminoff, Wesselyは,眼球の搏動性変位が,眼内圧上昇に伴つて増大することを認めた。Tuylは,人眼について,眼球の前後運動は0.01〜0.02mmであり,心搏動増大に伴つて増加することを報告した。その後,Wegnerは,plethysmo-graphyを応用して眼球及びその被膜の律動的運動を描写し,頸動脈脈波を之と同時に記録した。彼は,この律動的運動の波型が動脈波に類似し,かつ頸動脈脈波と等しい周期をもつことを認め,之が球後大血管即ち眼動脈の搏動に起因することを報告している。近年堀内は,電気眼動脈圧力脈波計を使用して,眼窩内循環に基いて起る脈波を記録し,之より眼動脈血圧値を算出し,宇津見は,同脈波が,伝達の時間的関係からも眼動脈脈波と考えられる旨を報告している。
以上より,眼球に,心搏動と等しい周期をもつ,律動的な前後運動のある事が明らかとなつた。また,頸動脈脈波と同時に記録すると,此の眠球前後運動による波型のほうが僅かに遅れて始まり,頸動脈よりも末梢に位置する血管系への血液循環によつて生ずると考えられる。
眼窩炎性偽腫瘍の7例
著者: 荻窪馨
ページ範囲:P.277 - P.285
眼窩炎性偽腫瘍とは臨床上眼窩腫瘍の症状を呈するが,その経過,或は摘出腫瘍の組織学的所見は真の腫瘍と異り,炎症性機転により生じ,而も発生原因の不明のものを一括して総称した名称とされている。本症は1850年Flarer氏が始めて記載し,当時の報告者は本症の本態に関して少なからず,困惑させられたが,その後Birch-Hirsch-feld氏は始めて本症を定義し,病理学的にはあまり意味がないが臨床的内容を有する眼窩偽腫瘍なる名称を与えた。更に1910年には本症の50例を集めて総括記載し,分類を試みた事はよく知られている1)。本症の原因本態は尚不明であるが,臨床経過,予後,治療に関しては明らかに真性腫瘍とは異るにも拘らず,両者の鑑別は困難の事が多く,臨床的にも本症の解明は意義深く興味のもたれる所である。私は当教室に於いて昭和28年より現在迄に観察された本症の7例について報告する。
新らしい眼球内容除去手術について
著者: 樋渡正五
ページ範囲:P.286 - P.288
緒言
従来行われて来た角膜切除法を以て始まる眼球内容除去手術は,角膜を輪部で完全に除去する為に,術後の眼球萎縮並びに陥凹が著しく,義眼装用後も容貌を損うこと多大であつた。依つて著者は手術後眼球の大きさを出来るだけ正常時と大体同程度に保てる如く試み,而も薄い義眼を用いて,外貌も良く,眼球運動の際にも割合に義眼が良く動く方法を考案したので諸氏の追試を願いたいと思う。
眼球突出を伴わない一側の瞼裂開大症について
著者: 須田経宇 , 中野信英 , 大坪正美
ページ範囲:P.288 - P.293
緒言
眼球突出を伴わない1側の瞼裂開大症に就ては本邦に於ては,河本,島崎両氏の報告があり,河本氏(1926)は文献的に考察して本症には2種あり,1は先天性に属し生来存せるもの,2は後年に何等の理由なくして来るものにして,その原因は全く不明となしバセドー氏病とは区別しておられる。島崎氏(1932)は本症例に関する報告は僅少であつて内外を通じて僅か10例余りにすぎないようであると述べ,同氏の自家経験例では全植物神経の軽度の緊張亢進は認めるが,基礎代謝率が+10〜+12%である処から甲状腺機能亢進なしとしてバセドー氏病を否定している。ところがMcLean及びNorton等(1959)は本症例12例に就て甲状腺機能異常を精査したところ,5例は明かにtoxicであり,4例はeuthyroidではあつたが,1年後にはtoxicとなつた。残りの3例は,toxicityの証拠はなく,このうち2例はtriiodo-thyronine suppression testの結果は陰性又は(±)であつた。而して同氏等は本症は他に説明がつけられないのでPochinと同様,本症例の症状は甲状腺系の機能異常の或る型の顕症であると主張している。Werner (1955)は例えeuthyroidpatientでも早期眼症状を有するものは,triiodo-thyronine suppresion testをすれば病的反応を来すという。
交感神経刺激性散瞳薬による虹彩炎様症状について
著者: 三井幸彦 , 高木義博
ページ範囲:P.293 - P.298
私共は色々な患者を散瞳して後細隙燈顕微鏡で検査している内に,ネオシネジン(塩酸フェニレフリン)を使つて散瞳した患者では可成り屡々散瞳後に多数の微塵が前房内に出現してくることに気づいた。微塵が非常に沢山出てくる時には同時に前房水の乳濁度が増し,温流が停止することさえある。これは恰も虹彩炎様の症状である。過去7カ月間に著明にこういう症状をおこした者は26人,44眼で,これは記録をとつて精密に検査した患者数の6%に当る。
そこで私共はネオシネジンによる虹彩炎様症状に就て追求した。
滲出性網膜炎の臨床的観察
著者: 工藤高道 , 一戸実 , 今田誠一
ページ範囲:P.299 - P.304
1908年Coats氏が滲出性網膜炎に就て報告して以来,今日までに本症に関する多数の論文が発表され,臨床的にも病理組織学的にも大いに解明されているが,現在尚不明な点が少なからず,夫の本態に就ても学者の意見の一致をみるに到つていない。
私共は最近遭遇した本症患者に就て,従来あまり試みられていない網膜下液の理化学的検索を行い,且つ本邦に於ける所謂コーツ氏病の統計的観察をも試みたので,その結果をあわせて茲に報告する。
非網膜剥離眼に於ける網膜裂孔及び嚢状変性について—(第3報)−10D以下の近視,正視,遠視眼に於ける検索成績
著者: 田川博継 , 時田広
ページ範囲:P.305 - P.311
Ⅰ.緒言
本報では第1—2報1)2)以外の眼,即ち,−10D以下の近視,正視,遠視眼に於ける検索成績に就て報告する。
第1—2報との比較の為めであり,又網膜剥離(以下剥離と略)予防の趨勢に応え,更に剥離発生機転の究明に役立てんが為めである。
網膜剥離手術に対する1考察
著者: 八束米吉 , 菊池富三郎
ページ範囲:P.311 - P.313
症例
22歳男。初診,昭和30年9月。
既往歴。元来,左眼は高度近視で視力は0.02(矯正不能)であつた。現病歴。初診の2,3日前から,左眼の上内方の視野が,緑色の幕をかけたように見え,暗所では著明な光視症が現われる。中心視力は変りない。
眼領域におけるResochinの使用経験(1)
著者: 土屋一
ページ範囲:P.313 - P.319
Resochinは1934年Ausdrag,Breitue,Jung等により合成され,化学的にはAtebrin類似する燐酸クロキン〔7-chlor-4(4-diaethyl-amino-1-methyl-butylamino)-chinon〕である。
本剤はWalter,Kikuth等により,1938年抗マラリア剤として有効なことが立証されたまま大戦の終結を迎え,偶然の機会にPage等(1952)がAtebrinをエリテマトーデス及びリウマチに使用したことにより本剤も又エリテマトーデス(Finn,Goldman 1953),リウマチ(Hayda1953)をはじめ光線性皮膚炎(酒皶)(Tat 1955)にも可成りの効果があると云われている。
点眼液と洗眼液の処方例について
著者: 神谷貞義 , 中尾主一 , 若尾徹 , 畠山昭三 , 阿部圭助 , 松村敏昭 , 杉本久仁一 , 農野正 , 水谷六郎
ページ範囲:P.319 - P.329
Ⅰ.緒言
眼科学に於ける治療の主体は,今日に於ても尚点眼及び洗眼に置かれ,眼科医の収入の大半は,其れ等に依つて購われて居るにも拘らず,点眼液及び洗眼液の調整に関しては,殆ど或は全く注意が払われて居ないと言つても過言でないと思う。
その原因は薬剤の水溶液の調整が,散剤のそれに比し,遙かに困難である事に基いて居ると思われ,その事に関しては,弓削氏29),堀岡氏30),青木氏31)等による詳細な論述がある。
滑車上神経局所麻酔による近視治療法について
著者: 羽出山昭
ページ範囲:P.330 - P.340
緒言
近視の治療法は現在まで多くの眼科医により種種の方法が試みられて居るが,それ等の方法には確実な効果を示すものが少く,また応用範囲が限られて居て,まだ不完全と言う他はない。
例えば(Fukala)フカラ氏水晶体摘出術は1つの有効な近視治療法1)2)であるが,その適用範囲は,ごく高度近視に限られ,時に合併症を伴なう事が有るからあまり利用価値の大きい治療法とは言えない。佐藤教授の角膜表裏両面切開法3)4)5)6)は,軽度ないし中等度近視に利用され応用範囲最も広く効果はみるべきものがあるが,高度の熟練を必要とする。
角膜新生血管に対するレ線の影響
著者: 安岡敏夫
ページ範囲:P.340 - P.340
Ehlersの方法に擦過法を併用して角膜に血管を新生させ,これに10万V,5mA.Filter (−)の照射条件で10,25,50,100,300,1000rの6種類のレ線を照射したところ,照射時期は新生の初期が,新生抑制には300rが,又消退促進には50,100rの中量照射が夫々有効であつた。詳細は日眼63巻に記載した。
高安・大西病初期眼底変化について
著者: 広瀨金之助
ページ範囲:P.341 - P.345
Ⅰ.緒言
従来脈なし病或は高安病〔茲にこれを高安・大西病と呼ぶ。以下同じ〕として報告された症例のうちには,其の眼底変化が本症のそれと全く違うもの,或は全く無いものすらがあつて,単に上半身動脈搏動の消失或は微弱の故を以つて,之れを高安・大西病と診断しているかにみえるものがある。最近の文献に此の傾向が特に著しい。
然し茲に余のいう高安・大西病は,其の主症状としては常に,上半身主要動脈脈搏の消失或は微弱と同時に,眼底変化として特有なる乳頭周囲に於ける網膜動静脈花環状吻合の存在する疾患を指すものである。蓋し余の研究対象は上記の如き拡大された高安・大西病でなくて,其の発見が高安12)の眼底変化の報告に発端した高安・大西病であつて,いわば狭義の高安・大西病であるから,特有なる眼底変化の存在を除外しては全く無意味となるし,且つ又茲から出発しなければ本症の病因は闡明出来ないと考えたからである。
眼球眼窠内異物除去の小成績
著者: 大石省三 , 小川温
ページ範囲:P.347 - P.351
眼球及び眼窠内異物は産業災害によるものが多く,治療成績の如何は補償等級の決定に直接関係がある。然しながらその予後は常に必ずしも予期するが如き結果を得られるわけではない。思わない合併症が起つたり,異物摘出時の眼組織の損傷の為に眼球癆に陥つたり,内容除去を余儀なくする場合にも遭遇する。
私共は昭和26年以降53例の患者を取扱つたのでその成績を一括して述べ,多少私見を加えて今後の為に一般の御教示を得たいと思う。
弱視治療の限界と自宅治療併用について
著者: 井上正澄
ページ範囲:P.353 - P.357
私達は弱視と云えば先天弱視と廃用性弱視の事を考えて治療不能として見放して来た。近頃治療が可能となつてからはBangerter氏に従えば,弱視は単純弱視reine Amblyopieと比較弱視relative Amblyopieとに区別し,前者には斜視の有無,後者には高度近視,眼震,高度器質障害などを含むとした。しかし現在では斜視の有無と同時に網膜対応異常(abnormal retinal corre-spondence : ARC)併在の有無が重視され,高度近視は範囲を拡大して遠視,乱視,円錐角膜,無水晶体眼など高度屈折異常を含む事としている。
弱視の定義を判り易く言えば,透光体及び眼底に異常なく,他覚的に健常と思われる眼球で矯正視力が弱い場合,及び眼疾による視力低下の程度が常識を越えて著しい場合である。弱視治療はpleopticsと呼ばれBangerter, Sedanなどが考えた練習器具を用いる視力増強の治療,及びCüppers氏euthyscopeを用いて中心窩だけ見易くして中心固視を促す治療法によつて良い視力を得る症例が多くなつた。
Behçet氏病の電子顕微鏡的研究(虹彩)
著者: 岩本武雄
ページ範囲:P.357 - P.358
Behçet氏病患者3例の虹彩組織を電子顕微鏡的に観察し,次の所見を得た。
1)色素上皮:殆んど変化のない細胞の他に,幾分空胞の目立つ細胞もあるが,対照と比較して,余り著しい変化ではないと思われる。時に細胞間隙の開大を見た。
糖尿病性網膜症の治療について
著者: 加藤謙 , 羽飼昭 , 天羽栄作 , 須賀純之助
ページ範囲:P.359 - P.378
緒言
糖尿病性網膜症の発生頻度は,著者等の統計1)からみても,又Waite及びBeetham (1935),Kornerup (1957)等の報告からみても,原病の罹患年数との間に平行関係が認められる。又An-dreani (1956)は,網膜症の重症度と罹患年数との間にも,或程度の関連があると述べている。斯くして,一,二の異なつた見解もあるが,網膜症は原病の罹患年数と共に逐次発生且つ進展するものと考えられるのである。
著者等は最近比較的多数の糖尿病患者を観察する機会を得て,その眼底所見に就て分析的観察を試みた(臨床眼科12巻1673頁1958,13巻765頁1959)。黙るにこれらの症例の中で網膜症を認めた患者の多くは,内科的にかなり厳重な治療を受けていたにも拘らず,8週乃至36週後には,その網膜症の進展が認められることを経験したのである。斯くして,網膜症の進行防止乃至治療に関しては,内科治療のみに頼ることは,必ずしも十分ではなく,眼科医としても積極的にこれに参加する必要があるとの見解に達した。而してその方法が容易であり副作用の認むべきものがなく,効果を或程度期待し得るものを目標として検討した結果,先ず全身的薬物療法を試みることとした。
代謝面より見たる角膜上皮再生に関係する諸因子—第1報 アルカリ腐蝕角膜上皮再生におよぼす諸種薬剤ならびに前房穿刺の効果について
著者: 楠研二
ページ範囲:P.379 - P.382
緒言
角膜の新陳代謝,殊に上皮細胞における代謝に関する報告は最近殊に多数みられるが,角膜創傷治癒に関しても,J.S.Friedenwald,W.Busch-ke1)2),をはじめ,多数の研究が行われている。これらの研究を概観すると,その殆んどのものが,Trepanによる非穿孔創,あるいはSaemisch切開に準じて行つた穿孔創などについて行つたものであり,アルカリによる腐蝕例はW.F.Hughes3),山田繁子氏4)5)らによる報告以外にはあまり見当らないようである。
私は今回山田氏の方法に準じて行つたアルカリ腐蝕角膜について,諸種薬剤,前房穿刺が角膜上皮再生に如何に影響するかについて実験を行つたので,以下報告しようと思う。
ペニシリンショック患者の両眼にみられた深在角膜炎
著者: 倉知与志 , 桐村茂昭
ページ範囲:P.382 - P.385
近年ペニシリンの眼局所使用による眼瞼炎や結膜炎は我々の屡々経験するところであるが,全身的使用による眼疾患の発生についての報告は寥々たるものであり,殊に深在角膜炎に至つては報告皆無のようである。我々はペニシリンショック患者の両眼に起つた深在角膜炎に遭遇したので,その概略を記述したいと思う。
患者:56歳女。
角膜単純ヘルペスの統計的観察
著者: 岡田元 , 劉栄顕
ページ範囲:P.385 - P.388
戦後,化学療法剤及び副腎皮質製剤の発達は,眼疾患の治療に著しい進歩をもたらしたが,その反面,副作用の存在も注目されて来た。角膜単純ヘルペス(以下単に「ヘ」と略す)も最近症例の増加,或いは重篤化の傾向を示している。しかしながら我国の最近におけるヘルペス性眼疾患の推移についての報告は,内海氏が昭和21年から22年迄,又山尾氏は昭和24年から26年迄の統計的観察を行つているのみである。私共は今回昭和29年から33年迄の5年間,板橋日大病院外来を訪れた「ヘ」患者の統計的観察を行い,知見をえたのでここに報告する。
眼瞼に発生したスポロトリコーシス
著者: 多賀邦夫 , 平井義雄
ページ範囲:P.388 - P.394
緒言
スポロトリクムによつて起るスポロトリコーシスが眼瞼に発生する事は稀なものであつて,我が国に於ては眼科関係の文献には未だ1例の報告もない。皮膚科関係の文献に於ても,私共の調査した範囲では眼瞼を侵したと明記した報告例は極めてまれである。外国に於ても眼瞼発生例の報告はDuke-Elder1)によればわずかに17例にすぎないと記されて居る。
従来皮膚科関係に於ても一般にスポロトリコーシスの報告は比較的少なかつたが,最近次第にその数を増加している。その詳細は後述するとして,我が国に於ては福代2)によれば大正9年西沢・田辺3)の第1例報告以来報告症例数は昭和33年迄に74例に達して居る。今回多賀は眼科に於てスポロトリコーシスの眼瞼発生例を1例経験し,皮膚科教室の協力を得て若干の知見を得たので,前年皮膚科に於ける症例と合わせて此処に報告したいと思う。
Raeder症候群について
著者: 谷道之
ページ範囲:P.394 - P.400
はしがき
血管運動障害或は,発汗異常を伴わない不全型のHorner症候群に,三叉神経領域の疼痛性麻痺を合併した症候群を,Raederが,1918年に,傍三叉神経症候群(Paratrigeminal syndrome)と名づけて報告した1)。その後,Raeder症候群とも呼ばれている。本邦では,未だ,本症候群としての報告例が,みあたらないが,私は1例を経験したので茲に報告する。
メニエール氏症候群の眼症状,特に左右差について—第1報 眼圧について
著者: 川畑隼夫
ページ範囲:P.401 - P.405
1.緒言
メニエール氏症候群(以下メ症と略)は反復する眩暈発作,耳鳴及び難聴を主徴とする疾患である。本症の成因に就ては血管病説,自律神経緊張異常説,水及び塩類代謝異常説,アレルギー説,焦点感染説等が唱えられておるが何れも本症の成立機転を完全に解明する事は不可能であつて本症の本態は依然として不明の領域に属して居る。その症状を観察するに眩暈発作の際顔面蒼白,悪心,嘔吐,冷汗等の自律神経系異常の症状が現れ,一側が侵されるものが大部分であり両側性に来る場合でも左右側の症状を比較してみると著明な差異が認められる。
此等の事実は自律神経の平衡異常を思わせるものであり,自律神経の平衡異常が存する限り聴器のみでなく眼機能にも亦左右差が当然起る可きであり然も聴器機能より鋭敏な眼機能の方が左右差は明瞭であると考えられる。斯の如き見地よりメ症の本態の解明の一助に資する為,眼症状特に眼圧,網膜中心動脈血圧,瞳孔径変動に就て検査を行い聊か成績を得たので第1報とし眼圧の左右差の成績を茲に報告する次第である。
興味ある臨床経過をとつた蜘網膜炎例
著者: 酒谷信一 , 多木喬郎
ページ範囲:P.405 - P.408
緒言
脳底部蜘網膜炎は,視神経障碍と共に,屡々,中頭蓋窩にある脳神経の麻痺を伴うのであるが,これらの神経の障碍は,非連続的にも起り,且つ症状の増悪と緩解を繰返すことが多い。
著者等は,一眼づつ発病時期を異にして,急性球後視神経炎が両眼に起り,完全に視力が回復した後,二眼の外転神経麻痺を来し,開頭手術によつて,これらの神経の障碍機転が脳底部蜘網膜炎によるものと考えられる症例を経験した。
失明の原因調査
著者: 小島省吾
ページ範囲:P.408 - P.415
緒言
昭和31年4月17日角膜移植に関する法律が制定され,我々眼科医がかねがね念願して居た角膜移植の材料が合法的に入手出来るようになつたので一段と手術し易くなつた事は真に喜ばしい限りである。
此の時にあたり私共国立病院眼科で共同研究として失明防止班が作られ,当眼科もその一員として失明の実態を調査し,併せて角膜移植其の他で開眼が可能な者を調べる目的で,先ず昭和23年から昭和32年迄の10年間に亘り当眼科外来患者に就て調査した。茲に其の結果を報告する次第である。
満3年6カ月の幼児にみられたCoats氏病の1例
著者: 加藤格 , 吉野知恵子
ページ範囲:P.421 - P.422
Coats氏病はその特異な眼底所見から診断は比較的容易とされているが幼児にこれをみた時には網膜膠腫との鑑別に苦しむことがある。先年第62回の日眼総会に於てColumbia大学のA.B.Reese教授もこの点を指摘したことは我々の記憶にあたらしい所である。我々も満3年6カ月の幼児の一眼にかかる所見を見出し,思案の末眼球を摘出したところ組織学的検索により,Coats氏病と確診し得た症例を経験した。
穿孔性鉄片眼外傷の統計的観察
著者: 湖崎克 , 横井一美 , 山中寿美子 , 三好久子 , 連世音子 , 安藤篤子 , 岡田公明 , 吉原正道 , 大矢部篤子
ページ範囲:P.423 - P.427
I.緒言
最近大工場に於いては,次第に衛生管理が行き届いて,外傷に対する防禦対策が講じられ,外傷の頻度は漸次減少している。然るに他方中小企業工場に於いては,之等の防禦対策は,今尚全く顧みられていない現状である。又抗生物質療法,副腎皮質ホルモン療法等の発達に伴い,受傷後の経過も従前と比較して,著てしい好転を示していることは,周知の通りである。
試みに今日迄の眼外傷に就いての統計報告を顧みて,大阪大学に於けるそれを見れば,大正2年より大正12年に至る満10年間に於ける穿孔性鉄片眼外傷数(野地氏)は,僅かに45例に過ぎないが,大正13年より昭和8年迄の10年間の眼内鉄片外傷数(豊田氏)1)は,132例と激増している。
暗順応経過における先天性全色盲のERG
著者: 米村大蔵 , 青木辰夫
ページ範囲:P.429 - P.432
先天性全色盲眼のERGのb波の暗順応経過は,Elenius & Heck (1957)が既に報告している。又,暗順応経過に於けるERGと光覚閾値の関係は,Karpe & Tansley (1948),Johnson &Riggs (1951)により論ぜられている。我々は,先天性全色盲患者のERG並に光覚を並行的に検査したので成績をのべる。
涙小管鼻腔吻合術について
著者: 百々隆夫
ページ範囲:P.433 - P.437
まえがき
涙嚢炎乃至鼻涙管閉塞による流涙の処置として,涙嚢鼻腔吻合術が優れた治療法であることは,既に古くより認められており,我国に於ても,最近ようやく一般におこなわれるにいたつた。本術式による効果が機能的にすぐれていることは,荒木1)及び田島2)の報告にもみられる如くである。
この手術に当つては,涙小管及び涙嚢に閉塞がない場合は,まず問題はない。ただ,涙嚢が既に欠損している場合は,涙小管鼻腔吻合術が必要となつて来る。
色覚異常学童に於ける各種色覚検査法(Anomaloscope,石原氏表,大熊氏表,東京医大式,H-R-R表及びLantern test)による成績の比較検討
著者: 馬嶋昭生 , 粟屋忍
ページ範囲:P.439 - P.451
I.緒言
色覚及び色覚異常に関する研究は,撓まなく続けられているが,最近学校保健法の改正等により,学童の色覚に就いても精密な検査が必要となり,我々もこの方面の研究に関心を深めねばならない。
学童の色覚異常の有無,種類及びその程度を正しく判定することは,異常学童の正しい育成という教育上,職業指導上極めて重要なことであると思われる。小学校入学前の幼児に対しては,如何なる方法によつても正確な結果を得ることは困難で,幼児用色盲表等で異常者と異常の疑をもつ必要のあるものを発見する程度しか期待出来ないが,小学校入学後は,既に著者等が報告した如く,少くとも1学期間の教育を受けた学童に対しては,かなり詳細に正確な結果を得ることが期待出来る。
Angioblastomatosis cystica retinaeの組織所見
著者: 小島克 , 馬嶋昭生 , 松原義久
ページ範囲:P.453 - P.455
I.序
視神経乳頭周辺に特有な円盤状の赤色隆起斑をみとめ,組織学的に網膜のCystoide Degene-rationと,細小血管腫をみとめたものを記載したい。
ラ環視標による最小視角の測定成績について
著者: 大江謙一
ページ範囲:P.455 - P.458
日本人の健常視力は1.2〜1.5であると各成書に述べられてある。
併し私が海軍服役の間に,兵員の身体検査をすると,裸眼視力2.0のものが可なり多い。その中には当然視力2.0以上も含まれている筈である。そこで健常視力の上限の様子を知るために,最小視角の測定を兵員約1400名について試み,興味ある成績を得たので述べようと思う。
第一色覚異常者のGenetic Carrierの色覚について
著者: 馬嶋昭生 , 粟屋忍 , 市川宏
ページ範囲:P.458 - P.463
緒言
臨床遺伝学に於て保因者(genetic carrier)を発見し得るか否かの問題は今日多くの遺伝疾患について研究され,幾つかの疾患に於て保因者の形質と考えられるものが明らかにされている。"遺伝的保因者"とはNeel1)によると,"正常から全然,或は像んの少ししか偏つていないけれども,遺伝性疾患を伝える潜在的な力をもつている個体"と定義されている。これまで知られた保因者の形質は保因者に特異な所見というものをもたないため,家系調査の裏付けによつて保因者の性質と認めることが出来るに過ぎない。言い換えれば正常からの偏りの所見だけから保因者と決めることは今日未だ殆んど不可能の状態である。色覚異常の遺伝もNeelの成書では"色覚を最小限に障碍された女性"と記載されているに止まつている。尚Wieland, Schmidt, Walls, Crone等によつて論議されているが,保因者の形質とされるものに一致を欠いており,本邦ではこれに関する業績を見ない今日,この方面への関心がもつと亢まらねばならないと思う。私共は学童の集団検診に際して発見された色覚異常の家系からヘテロ接合体の女性について,スペクトルム長波長側色光に於ける比視感度を測定し,有意の所見を得た。又この方法が色覚異常の遺伝研究に欠くことの出来ないことを確信するに到つたのでここに報告し,諸先輩の御批判をお願いする次第である。
全色盲及び全色弱のERGについて
著者: 坂梨仁宏 , 真田知彰
ページ範囲:P.465 - P.472
I.緒言
従来臨床的に先天性全色盲と呼ばれて来た色覚異常は稀とは云いながら比較的多いもので,我国に於てさえも所謂先天性全色盲は110余例も報告されている。併し此のElectroretinogram (ERG)に関する報告は未だ極めて少く,Vukovich,Do-dt, Wadensten, François, Verriest, De Rou-ck, Goodman, Iser, Bornschein, Heck, Ren-dahl, Elenius, Zewi,広瀨の諸氏の報告をみるのみである。著者等は臨床的に全色盲或は全色弱と診断された5例に就いてERGを記録したので,其の他の検査成績と比較検討してみたところ興味ある結果を得たので報告する。
老人病学の一つの場としてのERGの意義
著者: 浅山亮二 , 永田誠
ページ範囲:P.472 - P.480
緒言
老人の病態生理に関する研究は最近我国に於ても漸く盛となりつつあるが元来地道な系統的研究の蓄積によつてのみその発展の期待し得る分野である。我々は今回京都大学医学部前川内科を中心として行われた老人の病態生理に関する臨床的統計観察に協力して眼科的検索を行い,特に今回の研究が中枢神経系障碍を中心とするものである事に鑑み,眼科に於ては特にERGによつて網膜機能状態を測定し,種々示唆に富む結果を得たので此処に報告する。
テレビジョン視聴に関しての2,3の視機能の変動について—第1報 中学生を対象として
著者: 植村操 , 松井瑞夫 , 島崎哲雄 , 野崎道雄
ページ範囲:P.481 - P.491
I.緒言
最近のテレビジョンの普及には目覚しいものがあり,NHKの調査によれば,本年10月10日現在で,テレビ受信機は全国で302万台に達し,全国の約17%の家庭がテレビ受像機を所有しているという。このテレビ視聴者の急激な増加を考えるとき,テレビ視聴が視器に如何なる影響を与えるかという問題は,極めて重要な問題と言わねばならない。この問題に関しては,現在迄,萩野,鈴村,安藤,森下氏等のパターン・ジェネレイターを用いてのテレビジョン・パターンの見え方に関する研究1)2),実際の放送番組を用いての実験3)4)等があり,他にGriffithの学童調査5),大橋6),大塚7)蒲山8)9),氏等の論説が見られる。吾々は日本放送協会放送文化研究所より,テレビ視聴の際の視器の疲労に就いての調査の委嘱をうけ,種々の実験をすすめているが,その研究成績の一部をここに報告する。
偖,視作業に際して視器に疲労を来すことには,他の諸種の器官と同様,異論はないであろうが,疲労の本態,或はその概念の規定といつた問題になると,不明の箇所も多く,又種々と議論の多いところである。吾々は一応,現象として把握し得る機能の低下乃至は変動を疲労とするという見地より,実験をすすめることにする。
照明と眼の疲労
著者: 鈴木樹子
ページ範囲:P.491 - P.506
緒言
照明は我々の日常生活に欠くべからざるものであるが,これが眼機能に及ぼす影響は甚だ大であることはいうまでもない。その影響は主として,眼の疲労という状態で現われてくる。疲労という現象の本態が漠然としている今日,眼の疲労に対しても科学的に説明することは困難である。しかし,全身の疲労と眼機能とは密接な関係がある。疲労判定の対象となる眼機能としては,視力,視野,調節,輻輳,瞳孔,眼位,眼球運動,瞬き,色覚,光覚などおよびこれらを応用したものなどがある。そして,これ等の眼機能の測定法は一長一短があつて,一様に疲労と関係するというわけでなく,また結びつきが強くても測定の困難な場合もある。
調節機能測定については,萩野・鈴村がすでに調節作用の微細な変化まで把握出来る装置であるところの自記眼精疲労計を考按し発表している。
詐盲の研究—第1報 他覚視力測定法の比較研究について
著者: 楢崎嗣郎 , 神沢幸吉 , 池田弘之助 , 筒井純 , 宍道辰男 , 矢ケ崎薫 , 原田政美
ページ範囲:P.506 - P.513
I.総論
労災病院では視力の障害等級の認定に際して詐盲を訴える患者が非常に多い。楢崎が第9回臨床眼科学会で発表した成績によると約80%が視力の詐称をしている。極端な症例では1.2の視力を有する者が失明を詐称した場合が数例発表されている。此等詐盲患者中,片眼詐盲の多数は従来の自覚的視力検査法による詐盲看破法で成功しているが,両眼詐盲の大多数及片眼詐盲の一部はその様な方法では看破不能のため,従来から種々紛争の因となつていた。其上従来の自覚視力による詐盲の看破法は相当の熟練を要していた。そこで我々は視力の他覚的測定を行う事によつて従来の欠点を解消するために共同研究班を作つた。従つて我々の研究は下記の点に重きを置く事にした。
1)何の方法が最も自覚視力と他覚視力に密接な相関関係があるか。
「まぶしさ」による視野変化の研究
著者: 吉野美重子
ページ範囲:P.513 - P.514
一般に視野の照度が上昇すると,視力はよくなるものであるが,その照度が極めて高くなると,我々は「まぶしさ」を感じ視力は却て低下の傾向を示す。又,視野の照度或は光束発散度のムラが著しい場合,視野内に高い輝きの物体が現われて来る場合,或は眼に或種の疾患のある時には,極めて明るくなくても,同様に「まぶしさ」を感じると共に視力の減退が現われてくる。私はかかるまぶしさ状態の場合に,視力のみでなく,視野に於ても同様の変化の現われることを見出だした。即ち,既に報告したが,家族性進行性黄斑部変性症10例,黄斑部萎縮症2例,日食性網膜炎2例,陳旧性中心性網膜炎2例に於て,或程度以上,照度を上昇すると,輪状暗点,求心性視野狭小等の出現を見たのである。この様な変化に関して,飯沼及び私は,視野照度の増加と共に視機能に最も肝腎な黄斑部の機能を保つ為に,他の部の機能を犠牲にして,網脈絡膜の末梢血管が特異的に収縮するものであろうとの意見を述べた。この事は逆に次の事項によつても分る。即ち,前述の症例の如きものに末梢血管を拡張する薬物を用いると,視野狭小現象の軽快とまぶしさ感の軽減等を同時に得られると云う興味深い結果を得た。黄斑部萎縮症にカレクレインを,黄斑部変性症,陳旧性中心性網膜炎にプリスコール,アダプチノールを用いた場合の視野狭小現象の軽快をスライドによつて示した。
尋常狼瘡に併発した眼症状について
著者: 篠塚良子
ページ範囲:P.515 - P.518
緒言
結核に依り生ずる皮膚発疹の様相は,結核菌の毒力,組織の抵抗,並にアレルギー等によりさまざまであるが,これらを大別して真性結核と,結核疹とに区別することが出来る。私は最近,真性の皮膚結核である尋常性狼瘡1例と,結核疹である顔面播種状栗粒性狼瘡1例の,何れも典型的な症例に,眼症状の合併した例を観察したのでここに報告する。
メラニンの研究
著者: 酒井正衛
ページ範囲:P.518 - P.524
諸動物の毛髪は種属又は種類によつて,夫々特有の色素を持つて居るが,その多くはメラニン系色素と言われている。水野氏1)はさきに毛髪及び馬鈴薯からインドール系の物質を分離し,夫々Melanochrom b及びaと仮称した。私は更に追求する目的で,氏とは溶媒を異にした抽出法で,別の新しい2つの螢光性の物質を分離した。此等の螢光性物質について,化学反応・紫外線吸収スペクトル・赤外線吸収スペクトル等で精査し,1つは直鎖状高級飽和脂肪酸のメチルエステル,他はベンゾール核を有しない酸アミド系の物質である事が判明した。茲で水野氏1),吉川氏2),Arman氏3)等の方法に準じ,DOPA, Tyrosine, Tyro-sine+Vitamin C及びAdrenalinからメラニン様黒色色素の光合成を試み,次いで此等光合成色素と螢光性物質との関係を知る為に,単独或は混合して,家兎の前房或は背部皮下に注入して,天然メラニンを注入した場合と臨床的並びに組織学的に比較検討したので報告する。
ピロカルピンの点眼反応について
著者: 難波淳典 , 赤羽純生
ページ範囲:P.525 - P.526
緒言
ピロカルピンは副交感神経末梢を刺激する作用及び動眼神経支配の瞳孔括約筋及び毛様体筋に対し,最初はそれを刺激し後には麻痺させる。
以前小口,佐伯は第381回東京眼科集談会に於て,緑内障患者に於ける近視の進行症例について講演した。その際ピロカルピンが近視状態に関係あるかも知れないとして,一応この問題にも触れた。しかしこの場合は,ピロカルピンと緑内障との関係はないと結論された。
単純ヘルペスの血清学的研究
著者: 小池和夫 , 横山烋子
ページ範囲:P.527 - P.527
角膜ヘルペスは戦後Cortisone等の普及につれてややその数を増し,且つ重症な症例に遭遇する様になりました。そして角膜炎治癒後も永久的な混濁を残し,視力障害の原因を作る点に於いて全身ヘルペス感染症の中でも特に重要な疾患であります。
然しこのヘルペス感染症に関しては未だ充分に解明されてはおりません。ウイルスと宿主の殆んど完全な共生(symbiosis)の関係,特にそのヘルペス潜伏性の問題は真に特異的であります。吾々はこの点に関し血清学的な面から特に角膜ヘルペスを中心として中和抗体の検索を行いました。測定方法はChangの結膜細胞を使用し組織培養法に依りました。
Behçet氏病眼球の病理組織学的研究(続報)
著者: 生井浩 , 田原義明 , 中溝包郎 , 上野賢一 , 岩城忍 , 前田丈夫
ページ範囲:P.529 - P.542
私共は昨年(1958年)の本臨床眼科学会に於て,自験のBehçet氏病の5眼球と,他から寄与された7眼球の組織所見を基にして,本症の眼球病変に就て樹てた独自の見解を発表した。其後1年間に更に4眼球を剖検することが出来,前回発表の見解を確認し得るとともに,尚新たな所見を得た外,1部に電子顕微鏡的研究を行い自説を一層確固たるものにし得たので,其等の結果をまとめて報告する。
此の4例の臨床諸症状を第1表に一括して表示した。
特発性葡萄膜炎の全身的検索特に肝・腎・副腎機能について
著者: 海老原雄一
ページ範囲:P.543 - P.552
緒言
特発性葡萄膜炎の原因に関しては,古くは結核,梅毒,又最近有力となつて来たウイルス説を含めて,種々研究報告があるが,まだ確定するには至つていない。
1906年Vogt1)の亜急性重症虹彩毛様体炎に腱毛・眉毛白変の報告,1914年小柳氏に依る葡萄膜炎に伴う毛髪の脱落白変に就いての2症例報告2),更に1922年原田氏の両眼の網膜剥離を伴える急性脈絡膜炎の報告3)等に始まる特発性葡萄膜炎は,その特異なる臨床症状により,全身的疾患と見做されるものであるが,先に馬島氏4)は,特発性葡萄膜炎に潜在性肝機能障害が屡々認められたことを報告した。
白点状網膜炎の組織所見
著者: 綿谷妙子
ページ範囲:P.552 - P.555
白点状網膜炎は,1882年Moorenが始めて発見し報告して以来我国においても多数の報告がある。しかし白点状網膜炎の白点の本態に関しては,種々あげられているけれども,何れも単なる推論に過ぎず,未だその病理組織所見については全く不明である。私は最近21歳の時白点状網膜炎と診断された男子が,白血病にて当院内科に入院加療中47歳で死亡した症例の眼球を死後直ちに摘出し,組織検査を行う機会を得たのでここに報告する。
狭隅角緑内障眼の周辺前房深度と中心前房深度との関係
著者: 相沢克夫
ページ範囲:P.556 - P.556
Zeiss-Optonの眼前部写真撮影装置を備えたLitt-mann型細隙燈付双眼角膜顕徴鏡を用いて,眼前部細隙像を観察角45°として実物大に撮影し,そのフィルムをプロジェクターで正確に10倍に拡大して投影し,投影図上の見かけ上の中心前房深度と周辺前房深度を計り,その値の1/10を求める値とした。更にこれ等の計測値より,周辺前房深度と中心前房深度との比を計算し,これを虹彩膨隆計数と名付けた。
1)健康者15例30眼に就いては,上部虹彩周辺部は下部虹彩周辺部に比較して膨隆している。
角膜脈波の解析(Ⅱ)—起源について
著者: 鈴木一三九 , 西昭 , 大月博視 , 東郁郎
ページ範囲:P.557 - P.561
1.まえがき
さきに吾々は,眼圧の搏動性変化にともなつて,眼球被膜の一部を構成している角膜が,どの様な仕組みで搏動的に振動するかという問題について報告した。即ち,心収縮期に生ずる眼圧上昇に応じて角膜がなすドームの曲率は小さく(曲率半径は大きく)なり,拡張期には曲率が大きくなる様に振動することを証明した。その結果,従来報告されていた植村式電気眼底血圧計による角膜搏動の記録波形(CAP波——角膜脈波を容積変化に導いて2次元波形に示した波)は,正しい意味の角膜脈波を,恰かも鏡像の状態で表現したものであることを指摘した。
今回吾々は,角膜脈波を生ずる原動力は眼内のどの部分の動脈に局在するかという点に主眼を置いて実験考察を試みた。その理由は,すでに川嶋氏が角膜脈波の主たるエネルギー源を網膜中心動脈に求めて,これを既定の事実として網膜中心動脈血圧測定が可能であるとするのに対して,一方広石氏等は網膜中心動脈栓塞症の1症例から,角膜脈波の起源は主として脈絡膜動脈にあると結論し,併せて脈絡膜動脈血圧測定の可能性について報告している。何れの説をとるにしても,眼球加圧によつて生ずるCAP波の消長から,眼底動脈の血圧算出の可能性があるならば,角膜脈波を生ぜしめる起源となるべき眼内動脈の局在について,今一度検討を加えることは必要なことである。
角膜溷濁の視力増進に関する研究—第1報 角膜翳
著者: 高安晃 , 田之上虎雄 , 大重源治 , 滝井美智子 , 大塚徳平
ページ範囲:P.562 - P.568
緒言
今まで眼鏡矯正が困難であつた円錐角膜,角膜瘢痕による不正乱視,不同視眼,片眼性無水晶体眼等の視力矯正に,コンタクトレンズ(以下C.L.と略す)が劃期的な効果をもたらした事は周知の所である。角膜混濁の治療として私共は既に臨眼8巻(1954)に発表した様に相当の成績を挙げているが,中には角膜混濁が一定度吸収されるが角膜片雲程度に残るものもある。
私共は角膜混濁眼の視力増進に関する種々な臨床的或は動物実験を計画しているが,今回は角膜片雲にC.L.を装用して視力が如何に変化するか,又角膜片雲の形状,位置との関係,並に眼鏡レンズによる矯正視力(以下B.V.と略す)とC.L.による矯正視力(以下C.L.V.と略す)とを比較した。中にはC.L.のみで視力増強を得たものもある。相当な亦予想以上の良好な結果を得たので報告する次第である。
バリストメトリーについて
著者: 岡田甫
ページ範囲:P.569 - P.571
先に臨眼第12巻第3号に弾道学的角膜壁硬性測定装置を紹介し,その基礎実験の成績を述べたが今回は正常人眼,無水晶体眼,並びに種々緑内障眼を比較し興味ある成績が得られた。
対光瞬目反射の神経生理学的意義(第1報)
著者: 大塚良作 , 吉村博任 , 正橋剛二 , 鳥居方策 , 米村大蔵
ページ範囲:P.571 - P.579
正常人257名,進行麻痺及び脊髄癆合併例47名の対光瞬目反射を検索し,次の結果を得た。
1.正常人では257名中対光瞬目反射の欠如するもの7名,その陰性率は2.7%であり,変性梅毒群においては94眼中18眼に欠如し,その陰性率は19.1%で正常人に比して極め高率を示す。
2.変性梅毒患者中Argyll-Robertson 瞳孔(ARP)を有するものは94眼中15眼でその出現率は15.9%である。
3.対光瞬目反射欠如とARP症候群の成因の間には推計学的に密接な関連が証明されるが,しかし,両者が完全に一致するとは限らない。
4.Argyll-Robertson瞳孔の成立条件をなす個々の症状と対光瞬目反射欠如との関連について検討を加えたが,そのうちの或症状のみに特に強い因果関係を示すということはない。
5.変性梅毒に頻発する瞳孔歪形と対光瞬目反射との間にも直接的な関連は見出し得ない。
以上の結果に基いてArgyll-Robertson瞳孔の発現機制について考察を加え,AR瞳孔の中枢説を支持する見解に到達した。
眼球鉄錆症の治療に関する実験的研究—(その1)ATP(Adenosine triphosphate),其の他の代謝促進剤,及び,鉄chelate剤Ca-EDTAの網膜鉄症抑制効果について
著者: 小山田和夫 , 和田光彦 , 岡田公明 , 山県康成 , 三好久子
ページ範囲:P.580 - P.588
緒言
硝子体内鉄片外傷の予後に関しては,早期に鉄片を摘出し得れば,多くの場合鉄錆症を避けうるとの考えから,鉄片の位置診断と,その能率の良い摘出方式に向つては,可成り進んだ研究成果が得られている。
併し乍ら,鉄片摘出不能の場合,或は,たとえ摘出が可能であつても,既に鉄塩が組織に浸潤しておれば,鉄錆症の発現を招き,又仮に鉄片が組織にabkapselnされて限局している場合にも,後にその手術的侵襲に依つて,急激に鉄錆症の発症をみることは,既に指摘されている事実であつて,これ等,鉄イオンの網膜に対する影響の防止即ち鉄錆症の予防,及び治療の問題は,未だ全く未開拓であると云つてよい。
視力の他覚的測定法に関する臨床的研究(1)
著者: 山地良一 , 山中寿美子 , 吉原正道 , 坂下勝 , 山県康成 , 岡本孝子 , 大矢部篤子 , 石川文之進
ページ範囲:P.589 - P.595
1はじめに
視力の他覚的測定法に関する研究は,1931年以来,Ohm氏を嚆矢として,Goldmann,Gunther,Romberg,Nicolaiの諸氏が夫々originalな方法を考案し,これ等の方法,あるいはその変法によつて,かなり多くの研究者が測定を行つて来ている。
私達1)〜16)も3年前からこの研究に着手し,主として視覚生理学の立場から,種々な基礎実験を行い,結果を日眼誌上に発表して来た。
眼窩骨折とWaters氏の鼻尖頤位撮影像
著者: 田辺竹彦 , 山林繁 , 高柳泰世
ページ範囲:P.597 - P.600
緒言
近時交通機関の発達,重工業及び近代スポーツの発展につれて,顔面に外傷を受ける者の数が増した。これ等の患者を外来に迎えて,頭蓋の骨折が疑われる時は,視神経管撮影と同時に,眼窩を構成する諸骨に,骨折があるかどうかを検討しなければならない。周知の如く眼窩のレ線像は,その構造上読影がきわめて困難で,臨床的に骨折の診断を下し得るにも拘わらず,尚レ線上その所見を認め得ぬ事がある。しかしながら,臨床像に加えてレ線上に所見を認め得たならば,診断は決定的となるのみならず,合わせて骨片の正確なる位置,偏位の程度,遊離骨片の相互位置を知ることが出来るので,如何なる場合にも,これを欠くことは出来ない。殊に他日事件が法廷で争われるような場合,レ線像の重要性は論をまたない。
我々は最近,従来のCaldwell氏撮影法に加えて,Waters氏法を用いて,比較的良い結果を得たので報告する。Waters氏法は1915年に,鼻洞を呈示する為に,WatersとWaldronに依つて発表され,その特徴は,
Sarcoidosisの1剖検例
著者: 和賀井薫
ページ範囲:P.601 - P.605
Sarcoidosisは欧米諸国では極めてありふれた疾患であるが,我が国に於ける報告は極めて少く.眼科領域では僅かに飯沼・近江,上岡・佐藤・桑島,三上,桑島・松永・堀内氏等の4報告9例を見るにすぎない。今回,私も,眼症状を有するSarcoidosisの1例を観察する機会を得たので,ここに追加報告したいと思う。
中心暗点の発生機序について(第1報)
著者: 浦田誠康 , 杉野杜子
ページ範囲:P.606 - P.610
緒言
視束交叉部附近の障害に於ける視野変状には,半盲症が多いが,該部の腫瘍に際し急性球後視束炎症状,即ち盲中心暗点を初発症状とする症例のある事は,吾国に於ても田村の報告以来注意されている所である。一般には発病の初期に見られるが,又経過の途中に於ても盲中心暗点が存在する事が知られている。
此の盲中心暗点は視路の何処かで,乳頭黄斑線維(M.P.f.)が選択的に障害をうけた時に発現するものであるが,発生した暗点の性状は,視路特に視束交叉部附近に於ける神経線維の走向の複雑性と相俟つて多種多様である。
外眼筋の筋電図に見られる周期性,その斜視眼に於ける変化—その1.麻痺性斜視の拮抗筋について
著者: 久保木鉄也 , 川島哲子 , 土門恵美
ページ範囲:P.611 - P.615
緒言
斜視を筋電図によつて解析しようとする試みは外眼筋の筋電図が始まつた当初からの1つの目標であつたが,最近迄殆んど手がつけられなかつた。それは斜視という現象が元来定量的な方法を以て即ち数値を以て表現される現象であるのに,一般に筋電図は技術的に数値を以て表現されにくいものだからである。
Björk1)(1954),Breinin2)(1958)はその論文の中で共働性斜視の外眼筋の筋電図について僅かに言及しているが,何れも推測の域を出ない。鈴木(1959)(私信)は,単一神経筋単位(NMU)の放電頻度を指標として共働性斜視の広範な研究を行つた。これは共働性斜視に於ける筋電図的研究の最初の業績と云える。
屈折要素の相関立体供覧
著者: 大塚任
ページ範囲:P.615 - P.616
屈折要素の各2因子間の相関については,既に我教室より多数の詳細な報告を出しているが,眼軸長,水晶体屈折力(前房の深さを含む)及角膜屈折力の3つの主要素間の相関が,実際にはどうなつているかについては,内外共に報告がない。よつて私は,眼軸長を縦軸に,水晶体屈折力を横軸に,角膜屈折力を前後軸にとり,この3要素間の相関を立体的に現して見た。材料には教室の大野住男が昭和31年に発表したX線光覚による生体眼軸測定成績を用いた。その理由は,この調査は某中学3年生全員(512眼)について行われ,年齢が14〜15歳でほぼ一定し,任意集団であり,男女ほとんど同数で,測定値も最確値8回の平均値であり,現在の所では,世界で最も信用出来る材料と信ぜられるからである。
結果は図の如く,3つの相関は美しい平面(正しく言えばわずかに中央部が上凸の曲面)を形成し,この面は大体3軸の交点の方向に上面を向け,後方程高い斜面を形成し,面の上方では,平らかで,サンプルの偏位が少いが,下方では,眼軸が長くなる程,この面より外れるサンプルが多くなつてくる。この面より外れるもの程,3要素間の相関が悪いもので,これが近視を形成しているのであり,従つて,眼屈折要素間の関係を論ずる場合,従来の如く,単に平面的に考える事より一歩進んで立体的に考えねばならぬことを知つたのである。
硝子体出血並びに硝子体混濁に関する2,3の基礎的研究について
著者: 赤木五郎 , 山本覚次
ページ範囲:P.617 - P.621
緒言
硝子体混濁,硝子体出血に於ける混濁,出血の成因及びその吸収機転に関する研究は,Schmidt,Rimpler, Straub, Greeff等の前世紀末からの偉業に次いで,今世紀に入り陸続とつづいて,その本質が次第に明瞭となりつつあるが,尚不明の点が数多く,私共はこれを解明するため,二三の基礎的実験を行ない甚だ興味ある結果を得たので報告する。
冷凍角膜に関する研究—1.冷凍貯蔵後の生活能について
著者: 青野平
ページ範囲:P.621 - P.628
I.緒言
角膜移植に関しては,古来幾多の研究実験が行われて来たが,1929〜1932年Filatovが屍体眼球を用いて同種角膜移植に成功して以来,特に内外の注目を集め臨床的にも広く用いられる様になつた。然し乍ら角膜移植は供給角膜の得難いことと,摘出角膜の長期保存の困難なために,その施術には大きな制約が加わることが最大の欠点である。従つて角膜移植に就ての最近の研究は,代用角膜に関するものと摘出角膜の長期保存に関するものが最も多い。長期保存に関しては,保存液の性状,保存温度等種々の因子が大きな影響を与える事は既に多くの研究により明らかにされて居り多くの先人によつて長期保生が試みられている。例えば,Deutman (1940)は,フォルマリン固定,Filatov (1937)は乾燥,Smelser (1946)は液体窒素冷凍,又Katzin (1947),Leopold(1947)は,冷凍乾燥等,種々試みているが何れも失敗に終つている。我国に於ては中村が角膜組織保生に関し系統的研究を行つた結果,+4℃血清内保存が最も優れていると結論している。
近年に到りPolge (1949)が,15〜20%にグリセリンを鶏精液に加え,5℃に一夜放置後,−79℃迄冷却した後,融解しても精虫が可成生存しているのを認めて以来,冷凍保存に就ての研究が盛んになつて来た。
外斜視の構造,恒常性外斜視と間歇性外斜視との関係—斜視研究 8
著者: 中川順一 , 吉川洋
ページ範囲:P.629 - P.638
はしがき
外斜視は通常,潜伏性,間歇性及び恒常性に分けられているが,之等相互の関係は充分に明かにされていない。ここ数年に経験した症例を分析して間歇性と恒常性との関係につき考察を試みたいと思う。更に進んで外斜視の発生機転につき言及し,統一的観点から外斜視全般の構造について述べたいと思う。
日本眼科医会通知欄
本部だより56号(昭和35年1月31日)—日本眼科医会
ページ範囲:P.246 - P.246
日本眼科医会は毎月各府県支部に対して本部だよりというものを1回または2回発送している。これをなるべく早く各個人にも知らせてほしいからその方法を考えろという声があるので,臨床眼科編集室と交渉して毎月日本眼科医会通知欄をつくつていただく事とした。各府県支部には医学書院より毎月無料にて臨床眼科を1部宛寄送してもらつているから,毎月雑誌を回覧していただいてもよし,また臨床眼科の読者も多い事と思うから毎月本欄を今後御覧下されば大変連絡に便宜であると思う。
銀海余滴
「伊豆の町医者」とシユワイツエル
著者: 桐沢長徳
ページ範囲:P.345 - P.345
1月22日9夜時半からNHK第1放送(生活のうた)で「伊豆の町医者」として石原忍先生の御日常がルポルタージユ式に放送された。石原先生が東大を定年でやめられたあと,伊豆の辟村でどんなに村人(現在は町になつたが)のために尽して居られるかということを,アナウンサーが石原先生や町の人々の話を挿みながら約30分間にわたつて放送したものである。先生の御生活がここ数年来,色々な雑誌や新聞で紹介されたことは読者の方方も既に御存知であろうが,先生の学者としての御仕事については今更いうまでもないことながら,これらの記事のすべてが先生の「偉大な人間」としての生き方に感激して書かれた記事である点に,我々の喜びの一層大きなものがある。先日の朝日新聞の日曜版には「日本のシユワイツエル」との讃辞が述べられて居り,最近の東京新聞や大法輪の記事にも先生の人間性に深く打たれた,とのことが書いてある。先生が何によつてこのような境地に達せられたか,即ち先生の「精神の遍歴」については時々先生から伺つたこともあるが,今度の放送では「衆生の恩」ということを度々口にして居られた。先生はシユワイツエルのような宗教家ではないが,先生が平生,宗教というものに心からの尊敬を捧げて居られたこと,殊に御母堂が熱心な仏教信者であられたことを伺つたことがあるが,先生の信念は正しく宗教家のそれであると思われる。
社会保険言いたい放題
著者: 初田博司
ページ範囲:P.358 - P.358
◎うるさい国は二分すべしの原則,而て甲表,乙表となり,病院協会と医師会が対立させられている。
◎殿様は百姓一キが起らない様にと,百姓を多忙にさせて置く。彼等に暇を与えてはならない。現在の開業医。益々多忙。貧乏暇なし。
実験動物の豪華アパート
著者: 桐沢長徳
ページ範囲:P.415 - P.415
先日のテレビニユースに「東北大学に犬の豪華アパート完成」というのが写され,ブロツク建築の立派な動物舎の中で犬が喜んで(?)跳ねまわつている写真が映された。これだけを見ると,なかなかほほえましい情景であるが,実はこの犬舎の建築費が,動物愛護協会から出ている所に問題がある。
この犬舎の出来る前は実験に供される犬は庭のはじに棒杭でつながれていたり,壊れかかつた犬小屋に入れておかれたもので,その惨状(?)を見るに忍びないといつて協会から犬舎新築費100万円が大学に寄附されたのである(勿論,寄附の前に2〜3度大学に対して「何とかしてやつてほしい」と警告が出されたと聞いている)。
コーチゾン類の全身投与
著者: 桐沢長徳
ページ範囲:P.480 - P.480
先日,眼科学会から健保のコーチゾン類の全身投与を認めてほしいという申入れを厚生省に行つたが,これは誠に当然過ぎるほど当然な要求であつて,どうして今までこれが認められなかつたか不思議なことである。しかも各科で全身投与が認められているのに眼科だけが認められていないとは誠に以ておかしなことで,この原因が厚生省の怠慢にあるのか,或いは眼科全体の政治力(?)不足によるのか,充分に考えてみるべき問題である。
実は,健保にコーチゾン類の適用が認められたのは眼科が各科に先がけて最初だつたのであるが,それが今日この状態とは情ないことである。その頃の「いきさつ」を思い出せば,多分昭和28—9年の頃だつたと記憶しているが,当時,コーチゾン類の眼疾患に対する卓効が外国の雑誌に盛んに喧伝され,日本でも倉知教授や我々が最初に試用してその効果に驚ろいたものである。そこで早速在京の日眼や眼科医会の数人と厚生省の2〜3人の人々とが会合して,眼科に於ける使用について話し合つたものである。その時,我々としてはコーチゾン類の局所応用と全身応用について要望し,厚生省の人々もそれを納得してくれた。但しその時はまだどの科でもコーチゾン類の健保適用が認められていなかつたので,「眼科だけにその汎用を認めるのも差障りがあるから,とりあえず眼科の特殊性という点でまず点眼と結膜下注射だけで我慢してほしい。
河本重次郎先生の思い出(3)
著者: 杉田正臣
ページ範囲:P.555 - P.555
先生の書簡から
河本先生から父が戴いた書簡は20通以上でそれを1巻の巻物として珍蔵しているが,其中から先生の面目躍如たりと思わるるものを成るべく原文のまま抄記する。
(前略)迂生愈々近来,持病頻発,身躯日々衰フ,只精神ノ聊常健ナルヲ喜ブノミ。今日東京大雨沛然,昨日休日ナレバ上野向島ノ観桜ノ客非常ニ多ク,満目只人アリテ花ナキガ如シ,戦勝之国民真ニ余裕アリト云フベシ。粉瘤一件委細承知,迂生モ両三回実験アリ,又他人ノ例モ仄聞ス,併シ粉瘤ヲ摘出スルハ数々有害ニシテ危険アリ,其後外反症ノ起リシ例アリ,故ニ只瘤ヲ切開シ鋭ヒヲ以テ掻爬シ置ケバ可ナリ,必シモ再発ヲ見ズ。今日又瘤之標本至ル,後日切片ヲ作リ見ン(後略)
形成美容外科
著者: 桐沢長徳
ページ範囲:P.638 - P.638
筆者は昨年来,「形成美容外科」という雑誌編集者として名を連ねている。これは東大教授の三木威勇治(整形外科)。河野庸雄(歯科)。慈恵医大教授の高橋良(耳鼻科),警察病院医長の大森清一(皮膚科)の諸氏と相談の上,このような雑誌を発行するようになつたので,「ねらい」は一般医学から多少「継子扱い」にされているPlastic surgeryを正しい軌道にのせる目的からである。
周知のように形成外科(俗に「整形美容」と称されている)といわれるもののうちには盛んに宣伝をし,その目的も金もうけを主としているように思われるものもあつて,とかく世間の誤解を招きやすく,又一般医師からも色目を以て見られるような例も少くない。また,その医療内容も公開をせずに,あたかも秘密医療の如く振舞つているものもあるという。
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眼科ニユース
著者:
ページ範囲:P.639 - P.642
府県別眼科診療点数
健保の請求書作成については医師たるもの皆々毎月頭を悩ますところで,眼科でも実際やつている検査も遠慮していられる方が多いというのが,実状です。例えば眼鏡の検定にこられた患者でも矯正視力がよく出ない場合などは必らず暗室で精密眼底検査もされますし又結膜炎でも斜照法をされる場合が多いというのが実状です。つまり実際やつた事も請求には遠慮しておくということが沢山あります。ここに全国の34年6月の全国府県各種請求平均点数を掲載しますから,この表を十分御検討の上各位の県の請求が他の府県に比較してどういう状態にあるかがよくおわかりになると思います。また眼科専門医として現代の医学水準上設備すべきもの,たとえば電気検眼鏡,細隙灯顕微鏡などは設備し,また最新の医学の進歩におくれぬように眼科書や専門雑誌は毎月愛読されて,なすべきことは十分なし,請求すべきものは十分請求して医療が萎縮しないよう向上に努力しなければなりません。
たとえば東京の半額に満たないような県も2,3あるようですが,かかる県などはもつと医療の向上に十分努力されて請求すべきものははつきり請求して,国民の福祉の向上に努力したいと愚考いたします。
あとがき フリーアクセス
著者: 中泉
ページ範囲:P.643 - P.643
34年11月8日に東京慈恵会医科大学講堂に於いて行われた第13回臨床眼科学会の普通講演の全部を集めて特集号として,お手許にお送り致します。来る4月初旬に長崎大学で挙行される日本眼科学会の総会に,文献として引用されるために大至急で組版印刷発行したものでありますから,何卒十分御利用賜らんことをお願中上ます。網膜剥離の治療法というシンポジウムは次号に割愛して掲載致しますから,暫時お待下さい。
今回のものは第1会場と第2会場の2つの会場で並行的に開催しましたもので長崎の日眼学会の試験として2会場をやつてみました。同じフロアに両会場がなかつたので大分不便でした。できれば同じフロアにあることが便利でした。第1会場のものは全く臨床的のもので誰が聞いてもわかる興味深いものばかりでした。第2会場のものは多少理論的というか研究実験的というか学問的のものでした。
基本情報
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特集 画像が開く新しい眼科手術
73巻13号(2019年12月発行)
特集 緑内障の新しい診療法とその評価—ホントのところは?
73巻12号(2019年11月発行)
特集 感染性角膜炎—もうガイドラインだけでは足りない!
73巻11号(2019年10月発行)
増刊号 実戦 メディカル眼科治療アップデート
73巻10号(2019年10月発行)
特集 第72回日本臨床眼科学会講演集[8]
73巻9号(2019年9月発行)
特集 第72回日本臨床眼科学会講演集[7]
73巻8号(2019年8月発行)
特集 第72回日本臨床眼科学会講演集[6]
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特集 第72回日本臨床眼科学会講演集[5]
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特集 第72回日本臨床眼科学会講演集[2]
73巻3号(2019年3月発行)
特集 第72回日本臨床眼科学会講演集[1]
73巻2号(2019年2月発行)
特集 眼内レンズ偏位・脱臼に対する手術—最新版
73巻1号(2019年1月発行)
特集 今が旬! アレルギー性結膜炎
72巻13号(2018年12月発行)
特集 OCTアンギオグラフィを始めるために—コツと落とし穴
72巻12号(2018年11月発行)
特集 涙器涙道手術の最近の動向
72巻11号(2018年10月発行)
増刊号 7年前の常識は現在の非常識!—眼科診療の最新標準
72巻10号(2018年10月発行)
特集 第71回日本臨床眼科学会講演集[8]
72巻9号(2018年9月発行)
特集 第71回日本臨床眼科学会講演集[7]
72巻8号(2018年8月発行)
特集 第71回日本臨床眼科学会講演集[6]
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72巻2号(2018年2月発行)
特集 眼窩疾患の最近の動向
72巻1号(2018年1月発行)
特集 黄斑円孔の最新レビュー
71巻13号(2017年12月発行)
特集 網膜硝子体手術の新しいスタイル
71巻12号(2017年11月発行)
特集 視神経炎最前線
71巻11号(2017年10月発行)
増刊号 眼科基本検査パーフェクトガイド—理論と実技のすべてがわかる
71巻10号(2017年10月発行)
特集 第70回日本臨床眼科学会講演集[8]
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71巻2号(2017年2月発行)
特集 前眼部診療の最新トピックス
71巻1号(2017年1月発行)
特集 眼疾患の一次予防と二次予防—眼疾患はどこまで予防可能か?
70巻13号(2016年12月発行)
特集 脈絡膜から考える網膜疾患
70巻12号(2016年11月発行)
特集 美しさを追求する眼形成—眼瞼手術の基本手技+仕上がりを高めるコツ
70巻11号(2016年10月発行)
増刊号 眼感染症の傾向と対策—完全マニュアル
70巻10号(2016年10月発行)
特集 第69回日本臨床眼科学会講演集[8]
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特集 緑内障治療の副作用・合併症対策総ざらい
70巻1号(2016年1月発行)
特集 眼内レンズアップデート
69巻13号(2015年12月発行)
特集 これからの眼底血管評価法
69巻12号(2015年11月発行)
特集 遺伝性網膜疾患のトータルケア
69巻11号(2015年10月発行)
増刊号 緑内障なんでも質問箱—エキスパートに聞いたら最新エビデンスをもとにズバリと答えてくれた!
69巻10号(2015年10月発行)
特集 第68回日本臨床眼科学会講演集(8)
69巻9号(2015年9月発行)
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特集 第68回日本臨床眼科学会講演集(6)
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特集 第68回日本臨床眼科学会講演集(4)
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特集 第68回日本臨床眼科学会講演集(3)
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特集 第68回日本臨床眼科学会講演集(2)
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特集 第68回日本臨床眼科学会講演集(1)
69巻2号(2015年2月発行)
特集2 近年のコンタクトレンズ事情
69巻1号(2015年1月発行)
特集2 硝子体手術の功罪
68巻13号(2014年12月発行)
特集 新しい術式を評価する
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特集 網膜静脈閉塞の最新治療
68巻11号(2014年10月発行)
増刊号 ターゲット別! 画像診断お助けガイド—基本画像から最新モダリティまで
68巻10号(2014年10月発行)
特集 第67回日本臨床眼科学会講演集(8)
68巻9号(2014年9月発行)
特集 第67回日本臨床眼科学会講演集(7)
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特集 第67回日本臨床眼科学会講演集(6)
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特集 眼底疾患と悪性腫瘍
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特集 新しい角膜パーツ移植
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特集 抗VEGF薬をどう使う?
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特集 図で早わかり 実戦!眼科薬理
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特集 オキュラーサーフェス診療アップデート
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特集 脈絡膜の画像診断
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特集 眼科診療:5年前の常識は,現在の非常識!
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特集 OCTによって緑内障診療の何が変わるか
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特集 黄斑手術の基本手技
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特集 緑内障診療―グレーゾーンを越えて
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特集 第62回日本臨床眼科学会講演集(8)
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特集 第57回日本臨床眼科学会講演集 (9)
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特集 白内障手術の傾向と対策―術中・術後合併症と難治症例
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特集 網膜色素変性症の最前線
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特集 ベーチェット病研究の最近の進歩
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特集 眼窩腫瘍
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特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略
56巻8号(2002年8月発行)
56巻7号(2002年7月発行)
特集 角膜屈折矯正手術を手がける前に
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特集 第55回日本臨床眼科学会 講演集(4)
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特集 第55回日本臨床眼科学会 講演集(3)
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特集 第55回日本臨床眼科学会 講演集(2)
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特集 第55回日本臨床眼科学会 講演集(1)
56巻2号(2002年2月発行)
56巻1号(2002年1月発行)
55巻13号(2001年12月発行)
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55巻11号(2001年10月発行)
55巻10号(2001年9月発行)
特集 EBM確立に向けての治療ガイド
55巻9号(2001年9月発行)
55巻8号(2001年8月発行)
特集 眼疾患の季節変動
55巻7号(2001年7月発行)
55巻6号(2001年6月発行)
特集 第54回日本臨床眼科学会講演集 (4)
55巻5号(2001年5月発行)
特集 第54回日本臨床眼科学会講演集 (3)
55巻4号(2001年4月発行)
特集 第54回日本臨床眼科学会講演集(2)
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特集 第54回日本臨床眼科学会講演集(1)
55巻2号(2001年2月発行)
55巻1号(2001年1月発行)
特集 眼外傷の救急治療
54巻13号(2000年12月発行)
54巻12号(2000年11月発行)
54巻11号(2000年10月発行)
特集 眼科基本診療Update—私はこうしている
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特集 眼科検査法を検証する
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特集 OCT
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特集 第51回日本臨床眼科学会講演集(4)
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特集 第51回日本臨床眼科学会講演集(3)
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51巻13号(1997年12月発行)
51巻12号(1997年11月発行)
51巻11号(1997年10月発行)
特集 オキュラーサーフェスToday
51巻10号(1997年10月発行)
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特集 緑内障Today
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特集 眼科診療に役立つ基本データ
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49巻9号(1995年9月発行)
49巻8号(1995年8月発行)
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49巻6号(1995年6月発行)
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特集 ICG螢光造影
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特集 眼科治療薬マニュアル—私の処方箋
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30巻6号(1976年6月発行)
特集 第29回日本臨床眼科学会講演集 (その6)
30巻5号(1976年5月発行)
特集 第29回日本臨床眼科学会講演集 (その5)
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特集 第29回日本臨床眼科学会講演集 (4)
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特集 第29回日本臨床眼科学会講演集 (その1)
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26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
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26巻6号(1972年6月発行)
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第25回日本臨床眼科学会 GROUP DISCUSSION
26巻4号(1972年4月発行)
第25回日本臨床眼科学会 GROUP DISCUSSION
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25巻12号(1971年12月発行)
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25巻10号(1971年10月発行)
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25巻6号(1971年6月発行)
第24回日本臨床眼科学会 Group Discussion
25巻5号(1971年5月発行)
第24回日本臨床眼科学会 Group Discussion
25巻4号(1971年4月発行)
第24回日本臨床眼科学会 Group Discussion
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
特集 網膜と視路の電気生理
24巻12号(1970年12月発行)
特集 緑内障
24巻11号(1970年11月発行)
特集 小児眼科
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
特集 第23回日本臨床眼科学会講演集(その6)
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特集 第23回日本臨床眼科学会講演集(その5)
24巻4号(1970年4月発行)
特集 第23回日本臨床眼科学会講演集 (その4)
24巻3号(1970年3月発行)
特集 第23回日本臨床眼科学会講演集 (その3)
24巻2号(1970年2月発行)
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特集 第23回日本臨床眼科学会講演集 (その1)
23巻12号(1969年12月発行)
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特集 第20回日本臨床眼科学会講演集 (その4)
21巻4号(1967年4月発行)
特集 第20回臨床眼科学会講演集(その3)
21巻3号(1967年3月発行)
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特集 第20回臨床眼科学会講演集(その1)
21巻1号(1967年1月発行)
20巻12号(1966年12月発行)
創刊20周年記念特集 眼科最近の進歩
20巻11号(1966年11月発行)
20巻10号(1966年10月発行)
20巻9号(1966年9月発行)
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20巻5号(1966年5月発行)
特集 第19回臨床眼科学会講演集(その4)
20巻4号(1966年4月発行)
特集 第19回日本臨床眼科学会講演集 (その3)
20巻3号(1966年3月発行)
特集 第19回日本臨床眼科学会講演集 (その2)
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特集 第19回日本臨床眼科学会講演集 (その1)
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19巻12号(1965年12月発行)
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19巻10号(1965年10月発行)
19巻9号(1965年9月発行)
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特集 第18回臨床眼科学会特集号(その4)
19巻4号(1965年4月発行)
特集 第18回臨床眼科学会特集号(その3)
19巻3号(1965年3月発行)
特集 第18回臨床眼科学会特集号(その2)
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特集 第18回日本臨床眼科学会講演集 (その1)
19巻1号(1965年1月発行)
18巻12号(1964年12月発行)
特集 眼科臨床における診断・治療上の困難例
18巻11号(1964年11月発行)
18巻10号(1964年10月発行)
18巻9号(1964年9月発行)
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18巻6号(1964年6月発行)
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特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その4)
18巻4号(1964年4月発行)
特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その3)
18巻3号(1964年3月発行)
特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その2)
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特集 第17回日本臨床眼科学会講演集(その1)
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特集 眼科検査法(1)
17巻9号(1963年9月発行)
17巻8号(1963年8月発行)
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特集 第16回日本臨床眼科学会号(4)
17巻4号(1963年4月発行)
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15巻12号(1961年12月発行)
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特集 第14回臨床眼科学会号(3)
15巻3号(1961年3月発行)
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15巻1号(1961年1月発行)
14巻12号(1960年12月発行)
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特集 故佐藤勉教授追悼号
14巻10号(1960年10月発行)
14巻9号(1960年9月発行)
14巻8号(1960年8月発行)
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特集
14巻2号(1960年2月発行)
特集 第13回臨床眼科学会号
14巻1号(1960年1月発行)
13巻12号(1959年12月発行)
13巻11号(1959年11月発行)
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13巻9号(1959年9月発行)
13巻8号(1959年8月発行)
13巻7号(1959年7月発行)
13巻6号(1959年6月発行)
13巻5号(1959年5月発行)
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13巻2号(1959年2月発行)
特集 第13回臨床眼科学会号
13巻1号(1959年1月発行)
12巻13号(1958年12月発行)
12巻11号(1958年11月発行)
特集 手術
12巻12号(1958年11月発行)
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12巻9号(1958年9月発行)
12巻8号(1958年8月発行)
12巻7号(1958年7月発行)
12巻6号(1958年6月発行)
12巻5号(1958年5月発行)
12巻4号(1958年4月発行)
12巻3号(1958年3月発行)
特集 第11回臨床眼科学会号
12巻2号(1958年2月発行)
12巻1号(1958年1月発行)
11巻13号(1957年12月発行)
特集 トラコーマ
11巻12号(1957年12月発行)
11巻11号(1957年11月発行)
11巻10号(1957年10月発行)
11巻9号(1957年9月発行)
11巻8号(1957年8月発行)
11巻7号(1957年7月発行)
11巻6号(1957年6月発行)
11巻5号(1957年5月発行)
11巻4号(1957年4月発行)
11巻3号(1957年3月発行)
11巻2号(1957年2月発行)
特集 第10回臨床眼科学会号
11巻1号(1957年1月発行)
10巻13号(1956年12月発行)
特集 トラコーマ
10巻12号(1956年12月発行)
10巻11号(1956年11月発行)
10巻10号(1956年10月発行)
10巻9号(1956年9月発行)
10巻8号(1956年8月発行)
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10巻5号(1956年5月発行)
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特集 第9回日本臨床眼科学会号
10巻3号(1956年3月発行)
10巻2号(1956年2月発行)
特集 第9回臨床眼科学会号
10巻1号(1956年1月発行)
9巻12号(1955年12月発行)
9巻11号(1955年11月発行)
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9巻9号(1955年9月発行)
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9巻7号(1955年7月発行)
9巻6号(1955年6月発行)
9巻5号(1955年5月発行)
9巻4号(1955年4月発行)
特集 眼科臨床の進歩Ⅲ
9巻3号(1955年3月発行)
9巻2号(1955年2月発行)
特集 第8回日本臨床眼科学会
9巻1号(1955年1月発行)
8巻12号(1954年12月発行)
8巻11号(1954年11月発行)
8巻10号(1954年10月発行)
8巻9号(1954年9月発行)
8巻8号(1954年8月発行)
8巻7号(1954年7月発行)
8巻6号(1954年6月発行)
8巻5号(1954年5月発行)
8巻4号(1954年4月発行)
8巻3号(1954年3月発行)
8巻2号(1954年2月発行)
特集 第7回臨床眼科学會
8巻1号(1954年1月発行)
7巻13号(1953年12月発行)
7巻12号(1953年11月発行)
7巻11号(1953年11月発行)
特集 眼科臨床の進歩Ⅱ
7巻10号(1953年10月発行)
7巻9号(1953年9月発行)
7巻8号(1953年8月発行)
7巻7号(1953年7月発行)
7巻6号(1953年6月発行)
7巻5号(1953年5月発行)
7巻4号(1953年4月発行)
7巻3号(1953年3月発行)
7巻2号(1953年2月発行)
特集 第6回日本臨床眼科学会講演集(普通講演)
7巻1号(1953年1月発行)
6巻13号(1952年12月発行)
6巻11号(1952年11月発行)
特集 眼科臨床の進歩Ⅰ
6巻12号(1952年11月発行)
6巻10号(1952年10月発行)
6巻9号(1952年9月発行)
6巻8号(1952年8月発行)
6巻7号(1952年7月発行)
6巻6号(1952年6月発行)
6巻5号(1952年5月発行)
6巻4号(1952年4月発行)
6巻3号(1952年3月発行)
6巻2号(1952年2月発行)
特集號 第5回關東甲信磐越眼科集談會
6巻1号(1952年1月発行)
5巻12号(1951年12月発行)
5巻11号(1951年11月発行)
5巻10号(1951年10月発行)
5巻9号(1951年9月発行)
5巻8号(1951年8月発行)
5巻7号(1951年7月発行)
5巻6号(1951年6月発行)
5巻5号(1951年5月発行)
5巻4号(1951年4月発行)
5巻3号(1951年3月発行)
5巻2号(1951年2月発行)
5巻1号(1951年1月発行)
4巻12号(1950年12月発行)
4巻11号(1950年11月発行)
4巻10号(1950年10月発行)
4巻9号(1950年9月発行)
4巻8号(1950年8月発行)
4巻7号(1950年7月発行)
4巻6号(1950年6月発行)
4巻5号(1950年5月発行)
4巻4号(1950年4月発行)
4巻3号(1950年3月発行)
4巻2号(1950年2月発行)
4巻1号(1950年1月発行)