文献詳細
特集 第13回臨床眼科学会号
一般講演
文献概要
近視の成因については種々論じられているし又治療法も数少くはない。皮膚粘膜移行部症候群(以下皮粘移群と略記)1),を対象として食餌指導を主とした治療を行うとたまたま共存する近視が好転する事に気づいた。そこで今度は近視を中心として検索を進めると,近視には相当高率に皮粘移群を伴い,両者の好転乃至は治癒が平行する事が分つた。ここに34年1月から10月迄の10カ月間にその経過を追求し得た118例の近視患者につき報告御叱正を乞う。
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