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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻2号

1960年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

緑内障患者に於ける脳波所見

著者: 土方文生1 木村正1

所属機関: 1秋田県立中央病院眼科

ページ範囲:P.220 - P.224

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 原発性緑内障の発生原因に関し,間脳或は更に上位の大脳皮質に於ける自働眼圧調節中枢の存在を考える事は,本症が単なる局所的加療によつてのみではその予後に万全を期し得ない現況からみても,最早否定すべき根拠が極めて薄い様に考えられる。
 併乍ら,その中枢の如何なる状態が本症を発来するのであるかに就いては未だ完全な結論を得ていない様であるし,更にその中枢の変化を生体外部より取出すべき試みも,交感・副交感神経系統の検査以外には余り行われていない様に思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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