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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻2号

1960年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

各種眼疾患に対するDiamoxの効果

著者: 今泉亀撤1 高橋喜久雄1 遠山慎1 高橋文郎1 藤田宏1

所属機関: 1岩手医科大学眼科教室

ページ範囲:P.225 - P.240

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Ⅰ.緒言
 Diamoxが緑内障患者の眼圧を降下せしめる作用を有することは,1954年Beckerによつて発見され,その後,Breinin and Görtz (1954),Grant and Trotter (1954),Kleinert (1954)等の臨床報告があり,我国に於ても数多くの発表がある。然しその眼圧降下機転に関しては未だ定説がなく,実験的並に臨床的に種々の研究が行われつつある。吾々は臨床的に各種眼疾患に試用して,緑内障のみならず他の二,三の眼疾患に対しても認むべき効果を確め得たので茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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