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文献概要
特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演
新らしい眼球内容除去手術について
著者: 樋渡正五1
所属機関: 1日本医科大学
ページ範囲:P.286 - P.288
文献購入ページに移動緒言
従来行われて来た角膜切除法を以て始まる眼球内容除去手術は,角膜を輪部で完全に除去する為に,術後の眼球萎縮並びに陥凹が著しく,義眼装用後も容貌を損うこと多大であつた。依つて著者は手術後眼球の大きさを出来るだけ正常時と大体同程度に保てる如く試み,而も薄い義眼を用いて,外貌も良く,眼球運動の際にも割合に義眼が良く動く方法を考案したので諸氏の追試を願いたいと思う。
従来行われて来た角膜切除法を以て始まる眼球内容除去手術は,角膜を輪部で完全に除去する為に,術後の眼球萎縮並びに陥凹が著しく,義眼装用後も容貌を損うこと多大であつた。依つて著者は手術後眼球の大きさを出来るだけ正常時と大体同程度に保てる如く試み,而も薄い義眼を用いて,外貌も良く,眼球運動の際にも割合に義眼が良く動く方法を考案したので諸氏の追試を願いたいと思う。
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