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文献概要
特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演
眼領域におけるResochinの使用経験(1)
著者: 土屋一1
所属機関: 1国立大蔵病院眼科
ページ範囲:P.313 - P.319
文献購入ページに移動 Resochinは1934年Ausdrag,Breitue,Jung等により合成され,化学的にはAtebrin類似する燐酸クロキン〔7-chlor-4(4-diaethyl-amino-1-methyl-butylamino)-chinon〕である。
本剤はWalter,Kikuth等により,1938年抗マラリア剤として有効なことが立証されたまま大戦の終結を迎え,偶然の機会にPage等(1952)がAtebrinをエリテマトーデス及びリウマチに使用したことにより本剤も又エリテマトーデス(Finn,Goldman 1953),リウマチ(Hayda1953)をはじめ光線性皮膚炎(酒皶)(Tat 1955)にも可成りの効果があると云われている。
本剤はWalter,Kikuth等により,1938年抗マラリア剤として有効なことが立証されたまま大戦の終結を迎え,偶然の機会にPage等(1952)がAtebrinをエリテマトーデス及びリウマチに使用したことにより本剤も又エリテマトーデス(Finn,Goldman 1953),リウマチ(Hayda1953)をはじめ光線性皮膚炎(酒皶)(Tat 1955)にも可成りの効果があると云われている。
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