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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻2号

1960年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

点眼液と洗眼液の処方例について

著者: 神谷貞義1 中尾主一1 若尾徹1 畠山昭三1 阿部圭助1 松村敏昭1 杉本久仁一1 農野正1 水谷六郎1

所属機関: 1奈良医大眼科

ページ範囲:P.319 - P.329

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Ⅰ.緒言
 眼科学に於ける治療の主体は,今日に於ても尚点眼及び洗眼に置かれ,眼科医の収入の大半は,其れ等に依つて購われて居るにも拘らず,点眼液及び洗眼液の調整に関しては,殆ど或は全く注意が払われて居ないと言つても過言でないと思う。
 その原因は薬剤の水溶液の調整が,散剤のそれに比し,遙かに困難である事に基いて居ると思われ,その事に関しては,弓削氏29),堀岡氏30),青木氏31)等による詳細な論述がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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