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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻2号

1960年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

角膜単純ヘルペスの統計的観察

著者: 岡田元1 劉栄顕1

所属機関: 1日大眼科

ページ範囲:P.385 - P.388

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 戦後,化学療法剤及び副腎皮質製剤の発達は,眼疾患の治療に著しい進歩をもたらしたが,その反面,副作用の存在も注目されて来た。角膜単純ヘルペス(以下単に「ヘ」と略す)も最近症例の増加,或いは重篤化の傾向を示している。しかしながら我国の最近におけるヘルペス性眼疾患の推移についての報告は,内海氏が昭和21年から22年迄,又山尾氏は昭和24年から26年迄の統計的観察を行つているのみである。私共は今回昭和29年から33年迄の5年間,板橋日大病院外来を訪れた「ヘ」患者の統計的観察を行い,知見をえたのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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