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特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演
涙小管鼻腔吻合術について
著者: 百々隆夫1
所属機関: 1京都府立医大眼科教室
ページ範囲:P.433 - P.437
文献購入ページに移動まえがき
涙嚢炎乃至鼻涙管閉塞による流涙の処置として,涙嚢鼻腔吻合術が優れた治療法であることは,既に古くより認められており,我国に於ても,最近ようやく一般におこなわれるにいたつた。本術式による効果が機能的にすぐれていることは,荒木1)及び田島2)の報告にもみられる如くである。
この手術に当つては,涙小管及び涙嚢に閉塞がない場合は,まず問題はない。ただ,涙嚢が既に欠損している場合は,涙小管鼻腔吻合術が必要となつて来る。
涙嚢炎乃至鼻涙管閉塞による流涙の処置として,涙嚢鼻腔吻合術が優れた治療法であることは,既に古くより認められており,我国に於ても,最近ようやく一般におこなわれるにいたつた。本術式による効果が機能的にすぐれていることは,荒木1)及び田島2)の報告にもみられる如くである。
この手術に当つては,涙小管及び涙嚢に閉塞がない場合は,まず問題はない。ただ,涙嚢が既に欠損している場合は,涙小管鼻腔吻合術が必要となつて来る。
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