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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻2号

1960年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

涙小管鼻腔吻合術について

著者: 百々隆夫1

所属機関: 1京都府立医大眼科教室

ページ範囲:P.433 - P.437

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まえがき
 涙嚢炎乃至鼻涙管閉塞による流涙の処置として,涙嚢鼻腔吻合術が優れた治療法であることは,既に古くより認められており,我国に於ても,最近ようやく一般におこなわれるにいたつた。本術式による効果が機能的にすぐれていることは,荒木1)及び田島2)の報告にもみられる如くである。
 この手術に当つては,涙小管及び涙嚢に閉塞がない場合は,まず問題はない。ただ,涙嚢が既に欠損している場合は,涙小管鼻腔吻合術が必要となつて来る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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