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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻2号

1960年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

ピロカルピンの点眼反応について

著者: 難波淳典1 赤羽純生1

所属機関: 1日本医科大学附属第一医院眼科

ページ範囲:P.525 - P.526

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緒言
 ピロカルピンは副交感神経末梢を刺激する作用及び動眼神経支配の瞳孔括約筋及び毛様体筋に対し,最初はそれを刺激し後には麻痺させる。
 以前小口,佐伯は第381回東京眼科集談会に於て,緑内障患者に於ける近視の進行症例について講演した。その際ピロカルピンが近視状態に関係あるかも知れないとして,一応この問題にも触れた。しかしこの場合は,ピロカルピンと緑内障との関係はないと結論された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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