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特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演
単純ヘルペスの血清学的研究
著者: 小池和夫1 横山烋子1
所属機関: 1東大分院眼科
ページ範囲:P.527 - P.527
文献購入ページに移動 角膜ヘルペスは戦後Cortisone等の普及につれてややその数を増し,且つ重症な症例に遭遇する様になりました。そして角膜炎治癒後も永久的な混濁を残し,視力障害の原因を作る点に於いて全身ヘルペス感染症の中でも特に重要な疾患であります。
然しこのヘルペス感染症に関しては未だ充分に解明されてはおりません。ウイルスと宿主の殆んど完全な共生(symbiosis)の関係,特にそのヘルペス潜伏性の問題は真に特異的であります。吾々はこの点に関し血清学的な面から特に角膜ヘルペスを中心として中和抗体の検索を行いました。測定方法はChangの結膜細胞を使用し組織培養法に依りました。
然しこのヘルペス感染症に関しては未だ充分に解明されてはおりません。ウイルスと宿主の殆んど完全な共生(symbiosis)の関係,特にそのヘルペス潜伏性の問題は真に特異的であります。吾々はこの点に関し血清学的な面から特に角膜ヘルペスを中心として中和抗体の検索を行いました。測定方法はChangの結膜細胞を使用し組織培養法に依りました。
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