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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻2号

1960年02月発行

文献概要

特集 第13回臨床眼科学会号 一般講演

狭隅角緑内障眼の周辺前房深度と中心前房深度との関係

著者: 相沢克夫1

所属機関: 1横浜市立大学医学部眼科

ページ範囲:P.556 - P.556

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 Zeiss-Optonの眼前部写真撮影装置を備えたLitt-mann型細隙燈付双眼角膜顕徴鏡を用いて,眼前部細隙像を観察角45°として実物大に撮影し,そのフィルムをプロジェクターで正確に10倍に拡大して投影し,投影図上の見かけ上の中心前房深度と周辺前房深度を計り,その値の1/10を求める値とした。更にこれ等の計測値より,周辺前房深度と中心前房深度との比を計算し,これを虹彩膨隆計数と名付けた。
1)健康者15例30眼に就いては,上部虹彩周辺部は下部虹彩周辺部に比較して膨隆している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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