文献詳細
文献概要
特集
網膜剥離手術—層間切除短縮術
著者: 神鳥文雄1
所属機関: 1鳥取大学
ページ範囲:P.749 - P.749
文献購入ページに移動 この術式は1950年ロンドンのShaplandとリヨンのPaufiqueとが別々に始めたものであつて,目下アメリカで一番広く利用されている最も良い方法である。この術式が行われるに至つてからは網膜剥離の治癒率が15〜20%良好になつた。
術式は角膜縁を去る10〜12,3mmの処に切開を加え,表層部の鞏膜を幅2〜3mm,長さ180°〜360°にわたつて切除し(鞏膜の深層の薄葉を残し,脈絡膜を保護す),創口及び周囲にデアテルミー凝固を行つて後,両断端を縫合する。
術式は角膜縁を去る10〜12,3mmの処に切開を加え,表層部の鞏膜を幅2〜3mm,長さ180°〜360°にわたつて切除し(鞏膜の深層の薄葉を残し,脈絡膜を保護す),創口及び周囲にデアテルミー凝固を行つて後,両断端を縫合する。
掲載誌情報