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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻3号

1960年03月発行

文献概要

特集

網膜剥離手術—層間切除短縮術

著者: 神鳥文雄1

所属機関: 1鳥取大学

ページ範囲:P.749 - P.749

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 この術式は1950年ロンドンのShaplandとリヨンのPaufiqueとが別々に始めたものであつて,目下アメリカで一番広く利用されている最も良い方法である。この術式が行われるに至つてからは網膜剥離の治癒率が15〜20%良好になつた。
 術式は角膜縁を去る10〜12,3mmの処に切開を加え,表層部の鞏膜を幅2〜3mm,長さ180°〜360°にわたつて切除し(鞏膜の深層の薄葉を残し,脈絡膜を保護す),創口及び周囲にデアテルミー凝固を行つて後,両断端を縫合する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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