icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻4号

1960年04月発行

文献概要

臨床実験

Albers-Schönberg氏病(大理石骨病)の1例

著者: 山地良一1 安藤篤子1

所属機関: 1大阪医大眼科

ページ範囲:P.833 - P.835

文献購入ページに移動
1.はじめに
 Albers-Schönberg氏病は1904年同氏によつて初めて発表された疾患である。本病の主要症状は骨硬化であるが,屡々諸種の眼症状を伴うことが知られている。本病は稀な疾患であつて,現在迄に報告された数は全世界で約130例,我が国では約14例に過ぎない。殊に眼科領域に於ける報告は,私達の調べた範囲内では見当らないようである。
 最近私達は本症の1例を観察する機会を得たので,眼症状を中心に所見を述べて,諸兄の参考に供したいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?