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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻4号

1960年04月発行

銀海余滴

国民皆保険への疑問(1)

著者: 桐沢長徳

ページ範囲:P.887 - P.887

文献概要

 「国民皆(健康)保険」が日本では最上の国是の如く推進されていて,医師以外の世論は無条件でこれに賛成しているように見える。
 然し,国民皆保険が理想的な医療の内容を伴うものならば誰も異存のあるべき筈はないのであるが,現在のままの皆保険は最低医療の悪平等的な強制であり,かつ医学の進歩を阻害する危険を内蔵している所に何としても黙視しえないものがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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