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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻5号

1960年05月発行

文献概要

臨床講義

眼瞼癌腫

著者: 梶浦睦雄1

所属機関: 1福島県立医科大学

ページ範囲:P.983 - P.989

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 眼瞼の癌腫は,他の器官に見られる癌腫よりも早期発見が可能である点,その解剖学的構造等より生命に対する予後は比較的良いものとされている。しかし,腫瘍が増大し,眼瞼の大半,乃至全部の摘除が必要な場合は,機能的にも,美容的にも重大な影響をもたらすので,これが早期発見,早期治療の必要性は,他部の癌腫のそれと較べて決して劣るものではない。
 本日の臨床講義は,眼瞼の癌腫特にその最近の治療法について述べたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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