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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻6号

1960年06月発行

臨床実験

幼児色盲検査表(小嶋,松原)の検討

著者: 小嶋克1 馬嶋昭生1

所属機関: 1名古屋大学眼科教室

ページ範囲:P.1031 - P.1037

文献概要

I.序
 学校保健法の改正により,昭和34年度から,小学校低学年の児童は勿論,就学前の身体検査で,視力と共に色神検査を行い,障碍の有無とその種別を明かにする様に定められ,その方法として,色盲表を手でたどらせる様に規定されている。就学時に既に色神障碍の有無が判明しておれば,教育上からも,児童の将来のためにも非常に有益であるが,ここに規定されている如き方法でどの程度迄実施が可能であり,又正確な結果が得られるかと言うことは充分に検討されねばならない。実際かかる検査を行うことに相当困難を感じている学校も多い様である。
 従来より石原式の曲線表の如く手でたどらせるものがあるが,最近二,三幼児用として製作されたものがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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