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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻7号

1960年07月発行

文献概要

臨床実験

Sinomin-Na点眼水について

著者: 大石正夫1 石田一夫1 田中幹人1

所属機関: 1新潟大学眼科教室

ページ範囲:P.1181 - P.1187

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 新持続性サルファ剤の1つであるSinomin (5--methyl-3sulfanilamido-isoxazole)はSulfiso-xazoleの新誘導体で抗菌力並に抗感染力が強く,生体内における感染防禦力は高級サルファ剤の約2倍強力で毒性が少くSulfisoxazoleに比べて極めて高い有効血中濃度を長時間維持するため1日2回の,しかも少量の経口投与によりすぐれた臨床成績の得られることが各科から盛んに報告されている。
 このナトリウム塩であるSinomin-Naは無色針状結昌で水に易溶性の局所用製剤であるが,今回塩野義製薬からこの提供をうけて点眼水としての実験を依頼されたので得られた成績をここに簡単に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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