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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科14巻8号

1960年08月発行

文献概要

臨床実験

クルーゾン氏病の1例

著者: 弓削経夫1 宮本竜丸2

所属機関: 1京都府立医科大学眼科学教室 2京都府立医科大学放射線医学教室

ページ範囲:P.1251 - P.1254

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 頭蓋骨の畸型に,しばしば眼症状を伴うことは,古くより知られていた事実であるが,1912年CrouzonはDysostose cranio-faciale hérédi-taireなる疾患を,独立疾患として塔状頭蓋から,分離して発表した。この頭蓋骨縫合の早期癒合によると考えられるCraniostenosisの一異型である本疾患の報告は,欧米に於て,90例に達し,我国に於ても,萩野(1930年)以来20例をこえているが,我々も最近本症の1例に遭遇したので,報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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