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臨床実験
微少角外斜視について
著者: 弓削経一1
所属機関: 1京都府立医大眼科
ページ範囲:P.28 - P.32
文献購入ページに移動 微少角斜視というのは,Small-Angle Strabismusのことである。之は,只斜視角が小さいということ以外に,興味ある特徴をもつている。又,この種の斜視から,斜視患者のもつ融像機能(異常融像)の実体をうかがうことが出来るので,興味は更に深い。然し,微少角斜視の報告者,例えば,Jarnpolsky3)4), Stanworth&da Cunha8)は,その報告に当つて,誰によつて初めて注意され,誰々によつて,斯々の議論が行われているという様にはのべていない。ここに何かもことしたものが,感ぜられる。斜視臨床の底に流れているわかりにくい問題という気がする。
Jampolsky4)が,微少角斜視の特徴としてあげているのは,次の様なものである。但し,Jampolskyは,微少角内斜視についてのべたのである。
Jampolsky4)が,微少角斜視の特徴としてあげているのは,次の様なものである。但し,Jampolskyは,微少角内斜視についてのべたのである。
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