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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科15巻2号

1961年02月発行

文献概要

特集 第14回日本臨床眼科学会講演集 (1)

調節機能の研究—(2)測定法

著者: 水川孝1 中林正雄1 真鍋礼三1 片野隆生1

所属機関: 1大阪大学医学部眼科

ページ範囲:P.157 - P.161

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I.緒言
 調節機能には種々な要素が含まれているが生理的な面からこれを老えると,調節幅(屈折状態を変動できる範囲)と調節時間(屈折状態の変動に要する時間)の二つの要素が重要な意味をもつと考えられる。
 さきに私らは,
 1) 半透鏡面を有する複合プリズムを用いて視線の移動を避け,
 2)光源を瞬間的に切り変えて視標の交換に代え,
 3) レンズのみを用いて視標を移動させずに,すべての屈折状態(屈折異常者も含めて)を容易に実現し,
 4) 第2視標の点灯時間を段階的に変えて,反応時間を含まずに調節時間を測定する

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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