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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科15巻3号

1961年03月発行

文献概要

特集 第14回臨床眼科学会号(2) 綜説

家族性先天性眼筋麻痺症例

著者: 村田博1 高橋雄児1 斎藤真里子1 西郷逸郎1

所属機関: 1福島医大

ページ範囲:P.343 - P.347

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 先天性外眼筋運動障害は,1781年WrisbergOlbers等により報告されて以来,多数の報告があるが,家族性先天性眼筋麻痺は数少く,本邦に於ける文献上記載の明らかなものは,鈴木氏(1925),中野氏(1948),斎藤氏(1954),大石,益田氏(1954)等の僅か四家族にすぎない。最近私達は姉弟にあらわれた症例を観察したので,その眼球運動を映画で供覧し,本症の本邦に於ける文献的考察をも含めて報告したいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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