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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科15巻3号

1961年03月発行

特集 第14回臨床眼科学会号(2)

綜説

若年者緑内障の一家系について

著者: 今泉亀撤1 亀井正明1 遠山昂1 遠藤瑞枝1

所属機関: 1岩手医科大学眼科教室

ページ範囲:P.348 - P.352

文献概要

緒言
 緑内障は眼疾患中割合に多く,統計的に外来患者の1%前後を占め,近年漸増の傾向を辿り,比較的女子に多いとされている。緑内障の眼素質,即ち先天性素因が重要な役割を演じているということは一般に認められていることではあるが,実際に文献を渉猟するとその遺伝関係についての報告は極めて少い。私達は最近父子6名中4名に現われた所謂若年者緑内障の1家系に関して詳細に検索する機会を得たので,ここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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