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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科15巻3号

1961年03月発行

文献概要

特集 第14回臨床眼科学会号(2) 綜説

濾紙電気泳動法による葡萄膜可溶性蛋白について—特に頸動脈注射の及ぼす影響

著者: 山崎輝世1

所属機関: 1岐阜医科大学眼科

ページ範囲:P.425 - P.428

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 眼科領域の濾紙電気泳動法(以下電泳法)による研究は結膜6),角膜,鞏膜5)視神経2),水晶体9)10)及び房水8)分泌物6)涙液等があるが,葡萄膜殊に虹彩,網脈絡膜組織の可溶性蛋白,脂質及び多糖類等に関するものは少いので,先ず正常白色家兎に於ける葡萄膜について血清蛋白分画を対称とし抽出液の電泳像を分画し,正常分画を対称とし抽出液の電泳像を分画し,正常分画を対称として等張,不等張液を頸動脈内に注射した家兎の虹彩,網脈絡膜組織の可溶性蛋白,脂質,多糖類及び螢光物質について検索を試みたので本報では蛋白について報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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