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特集 第14回臨床眼科学会号(3)
Pheochromocytomaの眼底所見
著者: 鵜川徳之助1
所属機関: 1東京逓信病院眼科
ページ範囲:P.529 - P.540
文献購入ページに移動緒言
Pheochromocytoma (以下PC.と略記)は,高血圧を主徴とする重篤な症状を呈し,早晩,死に至る可能性が強く,然も,腫瘍の剔出に成功すれば,劇的に軽快し得る興味ある疾患である。
PC.らしい報告はFraenkel氏(1889)により,確認の報告はLabbe氏(1922)により,生前に正しい診断を下されたものはVaquez氏及びDonzelot氏(1926)によるといわれ,更に,腫瘍の剔出に初めて成功したのは,Mayo氏(1927)或はPincoff氏(1926)であるとされている。以来,諸外国では数百にのぼる報告がある。
Pheochromocytoma (以下PC.と略記)は,高血圧を主徴とする重篤な症状を呈し,早晩,死に至る可能性が強く,然も,腫瘍の剔出に成功すれば,劇的に軽快し得る興味ある疾患である。
PC.らしい報告はFraenkel氏(1889)により,確認の報告はLabbe氏(1922)により,生前に正しい診断を下されたものはVaquez氏及びDonzelot氏(1926)によるといわれ,更に,腫瘍の剔出に初めて成功したのは,Mayo氏(1927)或はPincoff氏(1926)であるとされている。以来,諸外国では数百にのぼる報告がある。
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