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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科15巻4号

1961年04月発行

文献概要

特集 第14回臨床眼科学会号(3)

Pheochromocytomaの眼底所見

著者: 鵜川徳之助1

所属機関: 1東京逓信病院眼科

ページ範囲:P.529 - P.540

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緒言
 Pheochromocytoma (以下PC.と略記)は,高血圧を主徴とする重篤な症状を呈し,早晩,死に至る可能性が強く,然も,腫瘍の剔出に成功すれば,劇的に軽快し得る興味ある疾患である。
 PC.らしい報告はFraenkel氏(1889)により,確認の報告はLabbe氏(1922)により,生前に正しい診断を下されたものはVaquez氏及びDonzelot氏(1926)によるといわれ,更に,腫瘍の剔出に初めて成功したのは,Mayo氏(1927)或はPincoff氏(1926)であるとされている。以来,諸外国では数百にのぼる報告がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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