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特集 第14回臨床眼科学会号(3)
冷凍角膜に関する研究—Ⅱ.冷凍保存による角膜の抗原性の変化について
著者: 青野平1
所属機関: 1岡山大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.568 - P.568
文献購入ページに移動 角膜移植に際して術後移植片の混濁や種々の合併症が発生する事は一般に知られており,之等の合併症の原因の一つは少くとも移植角膜片により惹起された抗原体反応によるものである事が認められている。そこで之の予防,治療に関する研究が多く為され,その一つとして角膜移植片を予め冷凍或は冷凍乾燥等の処置を加える事により,その抗原性を低下させ術後の透明癒着に好結果を得ている事が報告されている。
今回,私は−30℃に貯蔵した牛の角膜の抗原性が如何に変化するかを濾紙電気泳動法及び沈降反応を用いて検討した。
今回,私は−30℃に貯蔵した牛の角膜の抗原性が如何に変化するかを濾紙電気泳動法及び沈降反応を用いて検討した。
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