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特集 第14回臨床眼科学会号(3)
メラニンの生体内合成に関する研究—交感神経毒の影響
著者: 半田登喜代1
所属機関: 1岐阜県立医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.585 - P.586
文献購入ページに移動 健常成熟白色家兎,雄42羽,雌42羽を用い,雌雄夫々に塩酸アドレナリン,塩酸コカイン,塩酸エフェドリン,ネオシネジンコーワ1号,エタンスルホン酸エルゴトキシン,酒石酸エルゴタミン,イミダリンを,夫々臀筋内に2週間毎日注射し,その中間にMn,Mco,SM+McII,SM,墨,夫々を,皮内と前房内に注入し,2週後と4週後に皮膚切除,眼球摘出し,虹彩と皮膚を,組織学的に検し,一部では虹彩を電子顕微鏡的に検した。
1.墨は交感神経刺戟剤,遮断剤の種類前房内注入後の期間の長短,雌雄の如何に拘らず,同程度に虹彩に沈着していたが,墨以外は刺戟剤,遮断剤の種類注入後の期間,雌雄によつて夫々沈着が違つて居た。
1.墨は交感神経刺戟剤,遮断剤の種類前房内注入後の期間の長短,雌雄の如何に拘らず,同程度に虹彩に沈着していたが,墨以外は刺戟剤,遮断剤の種類注入後の期間,雌雄によつて夫々沈着が違つて居た。
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