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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科15巻5号

1961年05月発行

臨床実験

水飲試験の飲水作用機序に関する研究

著者: 相沢芙束1 A.Galin2 M.McLean2

所属機関: 1札幌医科大学眼科 2

ページ範囲:P.661 - P.667

文献概要

 水飲試験は臨床的に,しばしば単純性緑内障Glaucoma simplex,或いは広隅性緑内障Open angle glaucomaの早期診断に使用されるが,飲水後の眼圧上昇の機転については議論の多い処である。
 飲水後の血液滲透圧の変化が房水,血液間の滲透圧平衡を破つて,これが眼圧上昇の原因であろうというのが,この試験の機転に関する一つの説明である。この場合,飲水後の血液滲透圧の変化は十分考慮さるべき点である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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