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文献概要
臨床実験
新降圧利尿剤Diurexの眼科的応用
著者: 飯塚哲夫1 太根節直1
所属機関: 1慈恵医大眼科教室
ページ範囲:P.846 - P.849
文献購入ページに移動 1954年Beckerにより炭酸脱水酵素抑制剤であるAcetazole amide (Diamox)が利尿作用と同時に強力な眼圧低下作用のある事を報告して以来,同様な薬物として1958年にLeopoldがDichlor phenarnideを,又LanghamはNeptazaneに就て眼圧の降下作用に就て報告し,更にNirexon,Cardrase等に就いても報告が行われて居る。
然し此等の薬物に就ては何れも体内電解質の失調を来し,種々の副作用を来す場合があり,又薬剤耐性により長期連用が出来ない事もあり此等の欠点を可及的に除去する事が望まれていた。
然し此等の薬物に就ては何れも体内電解質の失調を来し,種々の副作用を来す場合があり,又薬剤耐性により長期連用が出来ない事もあり此等の欠点を可及的に除去する事が望まれていた。
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