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文献概要
連載 眼科図譜・76
帝王切開による失血後の視障碍例
著者: 調枝寛治1
所属機関: 1広島大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.947 - P.948
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症例26歳。家婦。
病歴図示する眼底写真の撮影前68日に,閉鎖循環麻酔下に行われた帝王切開の術中,術後に大量の子宮出血(約1,500cc)を来たし,覚醒したとき,両眼に著明な視障害(光覚弁)を自覚した。術後第36日まで他医において,第37日から広大眼科で治療をつづけ,視障は徐々に軽減した。
症例26歳。家婦。
病歴図示する眼底写真の撮影前68日に,閉鎖循環麻酔下に行われた帝王切開の術中,術後に大量の子宮出血(約1,500cc)を来たし,覚醒したとき,両眼に著明な視障害(光覚弁)を自覚した。術後第36日まで他医において,第37日から広大眼科で治療をつづけ,視障は徐々に軽減した。
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